京都11月行事2026|紅葉・火焚祭・秋の祭り・おすすめイベント

2026年11月の京都で開催される伝統行事(護王神社・亥子祭、祇園東・祇園をどり、貴船神社・御火焚祭、神泉苑・大念仏狂言、清水寺・秋の夜間特別拝観)のコラージュ画像。紅葉に彩られた秋の京都の文化を感じさせるアイキャッチ画像。 祭り・行事
こんにちは。日本文化ラボ(Nippon Culture Lab)運営者の「samuraiyan(さむらいやん)」です。
11月の京都は、秋の紅葉が本格化するだけでなく、神社で行われる御火焚祭(おひたきさい)、平安時代から伝わる年中行事、花街の舞踊公演、寺院の特別拝観など、京都文化を感じられる行事が集中する季節です。
2026年11月も、護王神社の亥子祭、祇園東の祇園をどり、貴船神社や伏見稲荷大社の御火焚祭、神泉苑大念仏狂言、上七軒の寿会などが予定されています。

結論:11月の京都で伝統行事を中心に楽しむなら、前半は「亥子祭・祇園をどり・御火焚祭」、中旬は「大念仏狂言・寿会」、後半は「紅葉ライトアップ」と組み合わせるのがおすすめです。

この記事では、2026年10月4日時点で確認できる公式情報をもとに、京都の11月行事を日程順に紹介します。

行事の日程・時間・拝観方法などは変更される場合があります。お出かけ前には必ず各寺社・主催者の最新情報をご確認ください。

京都11月行事2026一覧

日程 行事 場所 主な見どころ
11月1日 亥子祭 護王神社 平安時代の宮中行事を再現
11月1日~10日 祇園をどり 祇園会館 祇園東の芸舞妓による舞踊
11月5日 藤森神社 火焚神事 藤森神社 火焚木を焚き上げ祈願
11月7日 貴船神社 御火焚祭 貴船神社 約1万本の護摩木
11月7日・8日 神泉苑大念仏狂言 神泉苑 仮面をつけて演じる無言劇
11月8日 伏見稲荷大社 火焚祭 伏見稲荷大社 3基の火床と火焚串
11月12日~18日 上七軒 寿会 上七軒歌舞練場 芸妓・舞妓の舞踊公演
11月13日~ 御土居もみじ苑ライトアップ 北野天満宮 史跡御土居と紅葉
11月15日 伴緒社祭・御弓神事 白峯神宮 小笠原流による御弓神事
11月20日 火焚祭 城南宮 火焚串と浦安の舞
11月21日~30日 秋の夜間特別拝観 清水寺 紅葉とライトアップ

特に11月7日・8日前後は複数の伝統行事が重なります。目的を決めてから移動ルートを組むと回りやすくなります。

護王神社の亥子祭

2026年11月1日(日)17時から、京都御所西側の護王神社で亥子祭が行われます。

亥子祭は、平安時代の宮中行事「御玄猪(おげんちょ)」に由来する行事です。

旧暦10月の亥の日・亥の刻に亥子餅を食べ、無病息災を願った風習を現代に伝えています。

平安装束をまとった一行が京都御所へ向かう「禁裏御玄猪調貢ノ儀」も見どころです。

護王神社の亥子祭にて、平安装束をまとった男性の一行が、夜の参道を灯籠に照らされながら練り歩く禁裏御玄猪調貢ノ儀の様子

  • 開催日:2026年11月1日(日)
  • 開始:17時
  • 場所:護王神社
  • 最寄り:地下鉄烏丸線「丸太町駅」

行列への参加や特別拝観席には志納が必要です。詳細は護王神社から発表される最新案内をご確認ください。

祇園東の祇園をどり

2026年11月1日(日)から10日(火)までは、第67回「祇園をどり」が開催されます。

京都五花街の中でも、秋に大規模な舞踊公演を行うことで知られるのが祇園東です。

芸妓・舞妓による長唄や清元の舞踊が披露され、最後には祇園東の芸舞妓が総出演する華やかな舞台を見ることができます。

祇園会館の祇園をどり舞台で、華やかな着物を着た3人の日本人芸妓と舞妓が、扇を持って優雅に舞を披露する様子。

  • 期間:2026年11月1日~10日
  • 公演:13時30分~/16時~
  • 会場:祇園会館
  • 公演時間:約1時間

紅葉だけではなく、京都の花街文化に触れたい人におすすめの11月行事です。

藤森神社の火焚神事

2026年11月5日(木)10時から、藤森神社では秋の大祭と火焚神事が行われます。

氏子から奉納された火焚木を本殿前の火床で焚き上げ、大祓詞を奉唱しながら、願い事の成就や氏子の安全などを祈願します。

11月の京都では各地で「お火焚き」が行われますが、その先駆けとなる時期に行われる神事の一つです。

貴船神社の御火焚祭

2026年11月7日(土)11時から、貴船神社で御火焚祭が斎行されます。

貴船神社の御火焚祭は、祭神である貴船大神が火の神から生まれたという故事を再現する祭儀です。

全国の崇敬者から奉納された約1万本の護摩木によって御火焚竈が組まれ、御神火によって焚き上げられます。

  • 開催日:2026年11月7日(土)
  • 開始:11時
  • 場所:貴船神社

円柱形に組み上げられる御火焚竈は、貴船神社ならではの大きな見どころです。

貴船神社の御火焚祭にて、紅葉に囲まれた森の中で、白い神職の衣装を着た日本人男性たちが、積み上げられた薪に忌火を灯す火焚神事の様子。

11月の貴船は紅葉シーズンとも重なるため、公共交通機関を利用し、時間には余裕を持って訪れるのがおすすめです。

神泉苑大念仏狂言

2026年11月7日(土)・8日(日)には、神泉苑で大念仏狂言が行われます。

神泉苑大念仏狂言は、面をつけた演者が鉦・太鼓・笛などの囃子に合わせ、台詞をほとんど使わずに演じる伝統芸能です。

宗教的な演目だけでなく、世話物や滑稽物などさまざまな演目があります。

神泉苑の大念仏狂言にて、仮面と衣装を着た日本人男性の演者たちが、太鼓や笛の囃子に合わせて舞台で躍動的に舞う様子。

  • 開催日:11月7日・8日
  • 時間:13時~17時30分頃
  • 場所:神泉苑
  • 料金:志納
  • 最寄り:地下鉄東西線「二条城前駅」

蜘蛛の糸を観客席へ放つ「土蜘蛛」など、動きの大きな演目も人気があります。

伏見稲荷大社の火焚祭

2026年11月8日(日)13時から、伏見稲荷大社で火焚祭が行われます。

火焚祭は、五穀豊穣をはじめ万物を育む稲荷大神の神恩に感謝する秋の重要な祭典です。

本殿祭の後、神苑祭場に設けられた3基の火床で、全国から奉納された十数万本もの火焚串が焚き上げられます。

大祓詞が奉唱される中で大きな炎が立ち上る光景は、伏見稲荷大社の11月を代表する祭礼風景の一つです。

夕刻には本殿前で御神楽も行われます。

伏見稲荷大社の火焚祭について、当日の時間や見どころ、混雑、アクセスを詳しく知りたい方は、伏見稲荷大社 火焚祭2026|日程・時間・見どころ・混雑・アクセスをご覧ください。

上七軒の寿会

2026年11月12日(木)から18日(水)までは、京都最古の花街・上七軒で第75回「寿会」が開催されます。

芸妓・舞妓が日頃の研鑽の成果を披露する秋の恒例舞台で、唄や三味線とともに上七軒ならではの舞踊が演じられます。

  • 期間:2026年11月12日~18日
  • 開演:16時
  • 会場:上七軒歌舞練場
  • 公演時間:約2時間

11月前半の祇園をどりと組み合わせれば、京都の花街による芸風や雰囲気の違いを楽しむこともできます。

北野天満宮のもみじ苑

北野天満宮では、史跡御土居のもみじ苑が2026年10月31日(土)から12月6日(日)まで公開されます。

さらに11月13日(金)から12月6日(日)まではライトアップも予定されています。

豊臣秀吉が京都を囲むように築いた土塁「御土居」と、約350本の紅葉を同時に楽しめるのが特徴です。

  • 昼:9時~16時(受付終了15時40分)
  • ライトアップ:日没~20時(受付終了19時40分)
  • 大人:1,500円
  • 子ども:700円

歴史遺構と紅葉を同時に楽しめるため、11月の京都観光では有力な候補になります。

白峯神宮の伴緒社祭

2026年11月15日(日)11時から、白峯神宮の末社・伴緒社で伴緒社祭と御弓神事が行われます。

伴緒社には、弓の名手として知られる源為義公と源為朝公が祀られています。

祭典では御祭神にちなみ、弓馬術の伝統を受け継ぐ御弓神事が奉納されます。

武道や弓道、京都の武家文化に関心がある人にも注目してほしい行事です。

城南宮の火焚祭

2026年11月20日(金)15時から、城南宮で火焚祭が行われます。

参拝者から奉納された数千本もの火焚串を忌火で焚き上げ、参列者とともに大祓の詞を唱えて無病息災や家内安全を祈願します。

優雅な「浦安の舞」が奉納されるのも特徴です。

  • 開催日:2026年11月20日(金)
  • 開始:15時
  • 場所:城南宮

清水寺の秋夜間拝観

11月後半の京都を代表する紅葉行事の一つが、清水寺の秋の夜間特別拝観です。

2026年は11月21日(土)から30日(月)まで開催されます。

ライトアップされた紅葉と本堂の「清水の舞台」、さらに京都市街へ伸びる青い「観音慈悲光」が大きな見どころです。

  • 期間:2026年11月21日~30日
  • 時間:17時30分~21時(受付終了)
  • 大人:500円
  • 小・中学生:200円

境内には多くの紅葉があり、昼間とは異なる幻想的な景観を楽しめます。

清水寺の秋の夜間特別拝観にて、ライトアップされた紅葉と「清水の舞台」が幻想的に浮かび上がり、遠くに京都市街の夜景と青い観音慈悲光が見える様子。

ただし、11月下旬は京都でも特に観光客が集中する時期です。清水坂・五条坂・東山周辺では時間に余裕を持った移動をおすすめします。

11月の京都は火焚祭に注目

京都の11月を文化という視点から見るうえで、ぜひ注目したいのが「お火焚き」です。

火焚きは「御火焚」「お火焚」などとも表記され、神前で火を焚き、秋の実りへの感謝や厄除け、家内安全などを祈願する京都の秋の伝統行事です。

2026年11月には、藤森神社、貴船神社、伏見稲荷大社、御香宮神社、京都ゑびす神社、城南宮、建勲神社、白峯神宮など、市内各所で火焚神事が予定されています。

同じ「火焚祭」でも、御火焚竈の形、火焚串の数、神楽や舞の奉納など、寺社によって内容が異なります。

11月の京都は紅葉混雑に注意

11月中旬から下旬は、京都市内の紅葉シーズンと重なります。

特に、清水寺・東山、嵐山、北野天満宮、貴船などの人気エリアでは、週末を中心に交通機関や道路が混雑する可能性があります。

寺社巡りでは市バスだけに依存せず、地下鉄・JR・京阪・阪急・嵐電などの鉄道と徒歩を組み合わせると移動しやすくなります。

夜間ライトアップを見る場合は、帰りの交通機関の時間も事前に確認してください。

おすすめの日程の選び方

伝統行事を優先するなら

11月7日・8日前後がおすすめです。

貴船神社の御火焚祭、神泉苑大念仏狂言、伏見稲荷大社の火焚祭などが集中しています。

花街文化を見るなら

11月1日~10日は祇園をどり、12日~18日は上七軒の寿会があります。

京都の芸妓・舞妓による伝統芸能を見ることを目的とするなら、この時期が適しています。

紅葉を優先するなら

11月中旬以降を候補にするとよいでしょう。

北野天満宮の御土居もみじ苑や清水寺の夜間特別拝観など、紅葉と歴史的建築を一緒に楽しめます。

ただし紅葉の進み方はその年の気温によって変わるため、見頃は直前の紅葉情報で確認してください。

よくある質問

京都の11月でおすすめの祭りは?

伝統行事を重視するなら、護王神社の亥子祭、貴船神社の御火焚祭、伏見稲荷大社の火焚祭、神泉苑大念仏狂言などが候補になります。

11月の京都で紅葉も楽しめますか?

はい。例年11月は京都の紅葉シーズンです。北野天満宮や清水寺をはじめ、多くの寺社で紅葉を楽しめます。ただし、見頃は気候によって前後します。

11月の京都は混雑しますか?

紅葉シーズンにあたるため、特に11月中旬から下旬の週末や祝日は混雑しやすい時期です。鉄道と徒歩を組み合わせた移動がおすすめです。

御火焚祭とは何ですか?

神前で火焚串や護摩木などを焚き上げ、秋の実りへの感謝、厄除け、無病息災、家内安全などを祈願する京都の伝統行事です。内容は神社ごとに異なります。

雨の日でも行事は行われますか?

行事によって対応が異なります。神事そのものは行われても、一部の奉納行事や屋外催事が変更・中止される場合があります。必ず各主催者の当日情報をご確認ください。

まとめ

2026年11月の京都は、紅葉だけでなく、亥子祭、祇園をどり、各地の御火焚祭、神泉苑大念仏狂言、上七軒寿会など、京都らしい伝統文化に触れられる行事が数多く予定されています。

前半は祭礼や伝統芸能、中旬以降は御火焚祭と紅葉、下旬は夜間特別拝観というように、時期によって京都の表情も変わります。

目的の行事を一つ決め、その周辺の寺社や紅葉スポットを組み合わせると、移動を抑えながら京都の秋を楽しめます。

この記事の情報確認日:2026年10月4日

開催日時・料金・拝観方法などは変更される場合があります。訪問前には必ず主催者・寺社の公式情報をご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました