京都 除夜の鐘2026|参加できる寺院・時間・予約・整理券

大晦日の夜、うっすらと雪が積もる京都の寺院で、篝火と提灯の光に照らされた鐘楼と、除夜の鐘を撞くために並ぶ参拝客の列 祭り・行事

こんにちは。日本文化ラボ(Nippon Culture Lab)運営者の「samuraiyan(さむらいやん)」です。

京都の大晦日といえば、歴史あるお寺から響く除夜の鐘。夜の静けさの中に鐘の音が広がる光景は、京都らしい年越しの風景のひとつです。

ただ、除夜の鐘は、どのお寺でも自由に撞けるわけではありません。一般の参拝者が鐘を撞けるお寺もあれば、僧侶による鐘撞きを見学するお寺、予約や整理券が必要なお寺もあります。

この記事では、2026年12月31日(木)から2027年1月1日(金・祝)にかけての京都の除夜の鐘を紹介します。

高台寺や天龍寺の整理券、知恩院の見学条件、醍醐寺の事前予約、昼間に参加できるお寺まで、2026年10月31日時点で公表されている情報を中心にまとめました。

まずは「自分で鐘を撞きたい」「鐘の音を見学したい」「昼間に家族で参加したい」のどれを希望するか決めることが大切です。そのうえで、参加方法と帰りの交通手段を確認してみましょう。

大晦日の夜、提灯や篝火で温かく照らされた京都のお寺の鐘楼と、除夜の鐘を見守りながら静かに並ぶ冬服の参拝者たちの様子

  • 京都で一般参拝者が除夜
  • の鐘を撞ける寺院と開催時間
  • 事前予約・整理券・先着順・料金の違い
  • 知恩院の見学や昼間に参加できる除夜の鐘
  • 混雑への備え・防寒対策・深夜の交通情報

2026年の開催情報について

この記事の確認基準日は2026年10月31日です。寺院の公式案内や京都市・京都府の観光情報をもとに、確認できた予定を掲載しています。

年末までに受付方法や実施時間が変更される場合があるため、訪問直前には必ず最新の公式案内をご確認ください。

  1. 京都の除夜の鐘2026一覧
    1. 参加できる寺院と時間の比較
    2. 予約と整理券の違い
  2. 自分で鐘を撞ける京都の寺院
    1. 高台寺は整理券108組限定
    2. 智積院は一般参加できる
    3. 永観堂は受付時間が重要
    4. 天龍寺と常寂光寺は嵐山方面
    5. 壬生寺と誓願寺は市街地で参加
    6. 大原や山科でも一般参加可能
  3. 知恩院の除夜の鐘2026
    1. 知恩院は僧侶の鐘撞きを見学
    2. 見学の予約と料金
    3. 12月27日の試し撞き
  4. 清水寺と醍醐寺の予約条件
    1. 清水寺は一般予約を受け付けない案内
    2. 醍醐寺は12月10日から受付
  5. 昼間に参加できる除夜の鐘
    1. 東山浄苑東本願寺は11時から
    2. 妙満寺は15時から年送りの鐘
    3. 柳谷観音も昼間開催予定
  6. 京都府内の除夜の鐘も紹介
    1. 平等院は宇治で一般参加可能
    2. 萬福寺や京都帝釋天の特徴
  7. 子どもや家族で参加するには
    1. 子どもの参加条件を確認
    2. 家族には昼間開催も選択肢
  8. 混雑と整理券で気を付けたいこと
    1. 整理券の配布開始を確認
    2. 何分前なら確実に参加できる?
    3. 受付終了と閉門時間に注意
  9. 除夜の鐘へのアクセスと帰り方
    1. 2026年末のJR臨時列車情報
    2. 京阪・阪急・地下鉄などの運行
    3. 帰りが難しい場合は宿泊も検討
  10. 大晦日の防寒と参拝準備
    1. 京都の年末は底冷えに注意
    2. 持ち物と参拝マナー
    3. 参拝前の夕食と休憩
  11. 除夜の鐘の意味と108回の由来
    1. 除夜の鐘と煩悩の関係
    2. 108回より多く撞く寺院もある
  12. よくある質問
    1. 京都の除夜の鐘2026のFAQ
  13. まとめ|京都の除夜の鐘を選ぼう

京都の除夜の鐘2026一覧

2026年の京都では、一般参加できるお寺から僧侶による鐘撞きを見学するお寺まで、さまざまな除夜の鐘が予定されています。まずは代表的な寺院を比較してみましょう。

参加できる寺院と時間の比較

次の表は、2026年12月31日の予定と参加方法をまとめたものです。深夜0時以降の時刻は、すべて2027年1月1日を意味します。

寺院 開催予定時間 一般参加 受付・参加条件
知恩院 22:20~ 見学のみ 事前申込制の見学案内あり
高台寺 23:45~ 可 22:00整理券、108組
智積院 23:40~翌0:40頃 可 先着順、複数人で一撞
勝林院 23:45~ 可 人数制限・整理券なしの案内
百萬遍知恩寺 23:30~ 可 受付は翌0:30までの案内
真如堂 23:45~ 可 先着順、4~5人で一撞
永観堂 23:00~翌0:30 可 指定時間内に列に並ぶ
妙満寺 15:00~17:00 可 到着順、夕方開催
壬生寺 23:30~ 可 約10人で一撞、108回まで
誓願寺 23:45頃~ 可 23:00頃整理券、108組
天龍寺 23:45~ 可 23:30番号札、108組
常寂光寺 22:30~ 可 先着順、108回で終了
善峯寺 23:45~翌1:15予定 可 整理券なし
毘沙門堂 23:45~翌1:30頃 可 人数制限なし
東山浄苑東本願寺 11:00~14:00 可 無料、先着108名
醍醐寺 23:00頃~ 可 事前予約、奉納料1,000円

情報確認日:2026年10月31日。京都観光Navi、京都府観光連盟、各寺院の公式情報を参照しています。掲載時間は予定であり、当日の受付終了や行事終了を保証するものではありません。

同じ「先着順」でも、108人限定、108組限定、108回で終了という違いがあります。108人と108組は同じ意味ではないので、グループで参加する場合は特に注意してください。

予約と整理券の違い

除夜の鐘に参加する方法は、大きく分けて事前予約、当日整理券、先着順、見学のみの4種類があります。

参加方式 代表例 注意点
事前予約 醍醐寺 事前に申込手続きが必要
当日整理券 高台寺・天龍寺・誓願寺 配布開始時刻と定員を確認
先着・時間内受付 永観堂・智積院など 受付時間と終了条件を確認
見学のみ 知恩院 見学にも申込条件がある

事前予約は、行事当日より前に申し込む方式です。一方、整理券は当日現地で受け取る方式なので、事前予約が不要でも、決められた時間までに到着しなければ参加できない場合があります。

また、「人数制限なし」は待ち時間がないという意味ではありません。複数人で一緒に鐘を撞く場合もあるため、参加できる人数と鐘を撞く回数は分けて考えましょう。

◆samuraiyan(さむらいやん)のワンポイントアドバイス

自分で鐘を撞きたい場合は、鐘が鳴り始める時間だけを見て出発しないことが大切ですよ。特に高台寺や天龍寺では、整理券や番号札を受け取る時間が参加できるかどうかの重要なポイントになります。

自分で鐘を撞ける京都の寺院

ここでは、京都市内を中心に、一般の参拝者が参加できる代表的なお寺を詳しく紹介します。受付の仕組みや鐘を撞く人数は、それぞれ異なります。

高台寺は整理券108組限定

東山の高台寺は、豊臣秀吉の正室・北政所ゆかりの寺院です。清水寺や八坂神社からも比較的近く、京都の東山散策と組み合わせやすい場所にあります。

2026年の除夜の鐘は12月31日23時45分からの予定。参加希望者には22時から整理券が配布され、先着108組が対象となります。

鐘撞きは1グループにつき1回の方式です。例えば家族で1組として参加する場合、家族全員がそれぞれ1回ずつ撞けるという意味ではありません。

また、2026年は22時から2027年1月1日2時まで初詣り拝観も案内されています。ただし、初詣りの拝観と鐘撞きの整理券は別の扱いなので気を付けてください。

最寄りのバス停は東山安井で、徒歩約7分が目安です。深夜は通常の市バス運行を前提にせず、帰りの交通手段を決めておくと安心でしょう。

智積院は一般参加できる

東山区の智積院では、2026年12月31日23時40分から翌0時40分頃まで除夜の鐘が予定されています。

一般参拝者も先着順で参加でき、鐘はグループで撞く方式です。元朝護摩の申込者や智積院会館の宿泊者には、別途整理券の案内があります。

元朝護摩とは、新年にあたり仏前で護摩を焚いて祈願する法要のこと。鐘を撞く行事だけでなく、寺院の年越しの祈りに触れられる点も特徴です。

最寄りは京阪七条駅で、徒歩約10分。市バスなら東山七条が近いものの、深夜の運行は別途確認が必要です。

永観堂は受付時間が重要

紅葉の名所として知られる永観堂(禅林寺)も、一般参拝者が参加できる除夜の鐘を予定しています。

2026年の案内では、23時から翌0時30分までに列に並んだ参拝者が鐘撞きの対象です。希望者が多い場合は、複数人で一打となることがあります。

108人だけに限定する方式とは異なりますが、翌0時30分には閉門予定なので、遅い時間に到着しても参加できるわけではありません。

また、2026年は甘酒の接待と写経を実施しないと案内されています。以前の情報をもとに飲み物の提供を期待して訪れることは避けましょう。

市バス南禅寺・永観堂道から徒歩約3分。周辺は住宅地も多いため、夜間は静かに参拝することが大切です。

天龍寺と常寂光寺は嵐山方面

嵐山方面で除夜の鐘を撞きたいなら、天龍寺と常寂光寺が候補になります。

天龍寺では2026年12月31日23時30分から番号札を配布し、23時45分から鐘撞きを開始する予定です。参加は先着108組と案内されています。

最初と最後の鐘は僧侶が撞くため、一般参加の順番は現地の案内に従ってください。大晦日の夜は寺院の駐車場を利用できないとされています。

一方、常寂光寺は22時30分からの鐘撞きで、先着順、108回で終了する方式です。参加希望者が多い場合、途中で受付が終わる可能性があります。

天龍寺は嵐電嵐山駅の近く、常寂光寺はJR嵯峨嵐山駅から徒歩約15分が目安です。

ただし、2026年末の京都方面のJR線では、終電後の臨時列車が設定されないと発表されています。嵐山から深夜に帰る場合は、最終列車だけでなく、徒歩移動や宿泊の必要性まで考えておきましょう。

壬生寺と誓願寺は市街地で参加

京都市中心部で参加先を探しているなら、壬生寺と誓願寺も候補です。

壬生寺の除夜の鐘は2026年12月31日23時30分からの予定で、約10人ずつのグループで鐘を撞き、合計108回に達すると終了します。

参加人数そのものに制限を設けない案内ですが、鐘を撞く回数は108回まで。多くの参拝者で一緒に撞く方式であることを理解しておきましょう。

壬生寺は阪急大宮駅や嵐電四条大宮駅から徒歩でアクセスできます。

誓願寺は新京極商店街にあるお寺で、2026年は23時頃から整理券を配布し、23時45分頃から鐘撞きを始める予定です。

整理券は108組限定で、1組2~3人という案内があります。京阪三条駅や阪急京都河原町駅から徒歩圏ですが、深夜の運行については別途確認してください。

大原や山科でも一般参加可能

京都の中心部から少し離れた地域にも、除夜の鐘に参加できるお寺があります。

大原の勝林院は、2026年12月31日23時45分からの予定。人数制限や整理券は設けないと案内されています。ただし、個別の撞き方や当日の受付終了については確認が必要です。

山科の毘沙門堂では、23時45分から翌1時30分頃までの予定で、人数制限なしとされています。2026年は甘酒の提供がない案内です。

善峯寺では23時45分から翌1時15分までを予定し、整理券なしで参加できると案内されています。

いずれも、深夜に訪れる場合は帰りの交通手段が重要です。特に大原や善峯寺は山間部に近く、暗い道や坂道、路面の凍結にも注意しましょう。

知恩院の除夜の鐘2026

京都の除夜の鐘を代表する存在として広く知られているのが知恩院です。ただし、知恩院は一般参拝者が自分で鐘を撞く場所ではありません。

知恩院は僧侶の鐘撞きを見学

知恩院の大鐘は1636年に鋳造されたもので、重さ約70トン。日本三大梵鐘のひとつとされています。

鐘を撞く際は、親綱を担当する僧侶1人と子綱を担当する僧侶16人、合計17人が呼吸を合わせて大きな撞木を動かします。

「えーいひとーつ」「そーれ」という掛け声とともに鐘を撞く姿は、知恩院ならではの年越しの儀式です。

2026年12月31日の公式行事案内では、22時20分から大鐘楼で実施と掲載されています。ただし、この時刻を最初の鐘が鳴る瞬間と同じだとは断定できません。

京都の知恩院大鐘楼で、大晦日の夜に多数の僧侶たちが力を合わせて太い綱を引き、巨大な除夜の鐘を撞く伝統的な儀式の様子

一般の参拝者は鐘を撞けず、見学する形式です。

(出典:知恩院公式「除夜の鐘」)

見学の予約と料金

京都観光Naviの2026年案内では、知恩院の除夜の鐘の見学について、事前申込制、一人3,000円、小学生以下無料と掲載されています。

ただし、2026年10月31日時点では、申込開始日、具体的な申込手順、受付終了日、残席状況を確認できません。

知恩院を見学する前に確認したいこと

大鐘楼での見学は通常の境内参拝とは異なります。事前申込の有無、料金、受付状況、集合場所、入場できる時間を確認してください。

当日現地に行けば必ず見学できるとは限りません。

なお、京都府の別の観光情報では開始時刻を22時40分頃とする案内もあります。この記事では知恩院公式の22時20分を採用していますが、直前の詳細告知を優先してください。

12月27日の試し撞き

知恩院では、大晦日の本番に先立って12月27日に試し撞きが行われます。

2026年は12月27日(日)14時からの予定です。試し撞きは本番の前に鐘を撞いて確認する行事で、一般参拝者が鐘を撞く体験ではありません。

本番当日に京都へ行けない方にとって、見学を検討できる機会のひとつでしょう。ただし、混雑時には大鐘楼への入場制限が行われる場合があります。

また、脚立や三脚、自撮り棒を高く伸ばす撮影、ドローンの使用は禁止されています。撮影に出かける場合も、寺院の案内に従ってください。

清水寺と醍醐寺の予約条件

京都の有名寺院では、予約について特に注意が必要です。「予約制」と書かれていても、誰でも一般向けに予約できるとは限りません。

清水寺は一般予約を受け付けない案内

清水寺の日本語公式ページでは、除夜の鐘は予約制と案内されています。

しかし、英語公式ページでは、一般向けの鐘撞き予約受付は行わないと明記されています。

そのため、清水寺を一般参拝者が自由に予約して鐘を撞ける寺院として紹介することはできません。

2026年の一般向け予約枠や申込窓口も確認できていません。旅行予約サイトなどで清水寺周辺の宿泊を予約しても、除夜の鐘の参加予約にはなりません。

鐘撞きそのものの参加を希望する場合は、別の一般参加可能な寺院を検討するのが現実的です。

醍醐寺は12月10日から受付

伏見区の醍醐寺は、当日先着順ではなく事前予約が必要な寺院です。

2026年は12月10日から三宝院納経所で予約受付を開始する予定で、奉納料は1,000円と案内されています。

電話による受付は行わないため、現地での申込手続きが必要です。

奉納料とは、寺院の行事などに際して納めるお金のこと。一般的な観光施設の入場料とは意味合いが異なります。

鐘撞きは12月31日23時頃からを予定していますが、定員、1組の参加人数、終了予定時刻については詳細が確認できません。

参加を希望する場合は、12月10日以降の受付状況を確かめましょう。予約が満了した場合に当日参加できるかどうかも、公式発表がない限り判断できません。

昼間に参加できる除夜の鐘

除夜の鐘というと深夜0時前後の印象がありますが、京都には昼間や夕方に鐘を撞けるお寺もあります。小さな子どもと一緒に参加したい方や、夜間の移動を避けたい方には注目したい選択肢です。

東山浄苑東本願寺は11時から

山科区の東山浄苑東本願寺では、2026年12月31日11時から14時まで除夜の鐘を実施する予定です。

参加は無料、先着108名、一人一撞。甘酒の接遇も案内されています。

深夜まで起きている必要がないため、日中に年越しの行事へ参加したい人には検討しやすい候補ですね。

ただし、108名という人数の上限があるので、開催時間内なら必ず参加できるというわけではありません。開始後でも定員に達すれば参加できなくなる場合があります。

昼間の穏やかな光の中、京都の寺院で防寒着を着た家族連れが順番に除夜の鐘(年送りの鐘)を撞く体験をしている様子

通常の開門時間は9時から17時。鐘撞きの受付場所や混雑状況、子どもの参加に必要な補助などは、事前に確認しておきたいところです。

(出典:東山浄苑東本願寺公式「除夜の鐘」)

妙満寺は15時から年送りの鐘

左京区岩倉の妙満寺では、深夜の行事に代わって、夕方の「年送りの鐘」を開催しています。

2026年は12月31日15時から17時までの予定です。到着順に鐘を撞くことができ、奉納を行った先着108名には特製の御守が授与される案内があります。

この御守は、妙満寺に伝わる安珍・清姫の鐘にちなむ除災招福のものです。

鐘撞きへの参加と御守の授与は条件が同じとは限りません。奉納を希望する場合は、当日の案内を確認しましょう。

最寄りは叡山電鉄木野駅で、徒歩約5分。深夜の帰路を気にせず参加しやすい時間帯ですが、日没前後は冷え込みやすいため防寒も必要です。

柳谷観音も昼間開催予定

京都市外では、長岡京市の柳谷観音楊谷寺でも、2026年12月31日12時頃から除夜の鐘が予定されています。

護摩木焚きなどの年末行事とあわせて案内されているものの、一般参加の受付方法や人数制限については詳細が確認できていません。

柳谷観音は市街地の駅前にある寺院ではないため、昼間開催であっても往復の交通手段を考える必要があります。

「昼間だから当日気軽に行ける」と決めず、参加条件とアクセスを確認してから訪れましょう。

京都府内の除夜の鐘も紹介

京都市外にも、一般参加できる除夜の鐘があります。宇治や南丹、木津川などに足を延ばす場合は、京都市内とは異なる移動条件も考えておきましょう。

平等院は宇治で一般参加可能

宇治市の平等院では、2026年12月31日23時45分から2027年1月1日1時頃まで、除夜の鐘が予定されています。

一般参拝者も参加でき、鐘は5~6人で一打となる方式。料金は無料と案内されています。

当日は南門のみ開門し、通常の庭園、鳳凰堂、ミュージアムの拝観は行われません。夜間に訪れても、昼間と同じ観光ができるわけではない点に注意してください。

また、2027年の干支にちなむ特製絵馬は、先着1,000名への授与が予定されています。鐘撞きの参加条件と絵馬の授与条件は別です。

JR宇治駅や京阪宇治駅からアクセスできますが、元日未明の帰路については運行ダイヤを確認する必要があります。

萬福寺や京都帝釋天の特徴

宇治市の黄檗山萬福寺でも、2026年12月31日の除夜の鐘が予定されています。23時から順番待ちを開始し、23時45分頃から鐘撞きが行われる案内です。

一方、南丹市の京都帝釋天には、約700メートルの参道に108基の「願いの鐘」が並ぶという特徴があります。

2026年も23時頃から、鐘を鳴らしながら願いを込める年越し行事が予定されています。

これは、大きな梵鐘を108回撞く一般的な方式とは異なります。ひとつの寺院行事でも、その土地ならではの祈りの形があることを感じられますね。

京都府内には、岩船寺、海住山寺、宝積寺、勝龍寺、長安寺などでも除夜の鐘の予定があります。訪問先を広げる場合は、京都府観光連盟や寺院の個別案内も参考にしてください。

子どもや家族で参加するには

家族で除夜の鐘に参加する場合は、年齢条件だけでなく、鐘の撞き方、開催時間、待ち時間、安全面を考えることが大切です。

子どもの参加条件を確認

2026年10月31日時点で確認した主要寺院の公式情報では、一般参加者に共通する一律の年齢制限は確認できません。

しかし、年齢制限の記載がないことは、乳幼児を含めて誰でも無条件に鐘を撞けるという意味ではありません。

梵鐘は大きく、鐘を撞く際には重い撞木を扱う場合があります。そのため、子どもが参加するときには、保護者の補助が必要になるかもしれません。

例えば高台寺では1グループ1回、壬生寺では約10人で一緒に撞く方式です。小さな子どもが一人で撞くことを前提にしない方がよいでしょう。

大晦日の夜、京都の寺院で両親に支えられながら、幼い子どもが一緒に除夜の鐘の太い綱を引いて鐘を撞く体験をしている温かい光景

寺院ごとに安全管理の方法が異なるため、心配な場合は事前に問い合わせることをおすすめします。

家族には昼間開催も選択肢

小さな子どもと参加するなら、東山浄苑東本願寺の11時から14時、妙満寺の15時から17時といった昼間・夕方の開催も候補になります。

深夜の寒さや帰りの終電を気にする負担を減らせるのがメリットです。

ただし、昼間開催でも混雑や順番待ちがないわけではありません。特に東山浄苑東本願寺は先着108名なので、希望者が多い場合は参加できない可能性があります。

また、鐘の大きな音が苦手な子どももいるでしょう。無理に参加させず、離れた場所から見守るなど、その子に合った形を考えてみてください。

◆samuraiyan(さむらいやん)のワンポイントアドバイス

家族で訪れるなら、子どもが鐘を撞けるかだけでなく、トイレや休憩場所、帰りの移動も考えておきたいですね。特に深夜開催のお寺では、日中と同じ施設が利用できるとは限りません。

混雑と整理券で気を付けたいこと

大晦日の除夜の鐘では、鐘撞きの開始時間より早く現地に到着する必要がある寺院もあります。参加方式を理解して行動することが大切です。

整理券の配布開始を確認

代表的な寺院の整理券・番号札の配布時刻は次のとおりです。

寺院 受付・配布開始 参加上限
高台寺 22:00 108組
誓願寺 23:00頃 108組
天龍寺 23:30 108組
常寂光寺 22:30頃から 108回で終了
醍醐寺 12月10日から事前受付 定員詳細未確認

例えば天龍寺では、鐘撞き開始の23時45分に到着しても、23時30分から配布される番号札がすでになくなっている可能性があります。

一方、醍醐寺は当日の整理券方式ではありません。予約が必要な寺院と、当日現地で受付する寺院を混同しないようにしましょう。

何分前なら確実に参加できる?

「開始何分前に行けば必ず鐘を撞けるのか」は、気になるところでしょう。

しかし、主要寺院について、2026年の実測待ち時間や、確実に参加できる到着時刻を示す公式データは確認できません。

そのため、「30分前なら大丈夫」「1時間並べば必ず参加できる」といった案内はできません。

整理券方式の場合は、少なくとも配布開始時刻を確認し、その前に現地へ到着する計画が必要です。ただし、早く到着しても参加を保証するものではありません。

また、人数制限なしの寺院でも、混雑状況によっては長時間待つ場合があります。公開されていない待ち時間を予想で決めず、余裕を持った予定にしましょう。

受付終了と閉門時間に注意

鐘撞きが深夜0時を過ぎても続くお寺では、受付終了と行事終了の時刻を区別してください。

例えば永観堂は2027年1月1日0時30分の閉門が予定され、百萬遍知恩寺では同時刻に受付終了の案内があります。

智積院は0時40分頃まで、毘沙門堂は1時30分頃までの予定です。

一方、108回の鐘撞きで終了する寺院は、時間よりも鐘の回数が終了条件となります。

深夜0時以降の開催だからといって、元日の好きな時間に行けば参加できるとは限りません。

除夜の鐘へのアクセスと帰り方

京都の除夜の鐘を楽しむうえで、特に気を付けたいのが帰りの交通です。2026年末は、すでに一部の鉄道事業者から臨時列車に関する発表が出ています。

2026年末のJR臨時列車情報

JR西日本は2026年10月30日、2026年12月31日の終電後に運転する臨時列車について発表しました。

終電後の臨時列車が設定されるのは、大阪環状線とJRゆめ咲線です。京都方面のJR線では、終電後の臨時列車は運転されません。

また、大阪環状線とJRゆめ咲線についても、終夜運転ではなく、おおむね2027年1月1日3時頃までの臨時運行です。

JR西日本は詳しい時刻を2026年12月21日頃に公開する予定としています。

したがって、嵯峨嵐山、山科、宇治などへJRで帰る予定なら、元日未明にも列車が走っていると考えず、最終列車を確認してください。

京阪・阪急・地下鉄などの運行

大晦日の深夜、除夜の鐘や初詣の参拝を終えて帰路につく多くの乗客で混雑する、京都周辺の駅の改札口と冬服の人々の様子

京阪電車、阪急電鉄、京都市営地下鉄、市バス、叡山電鉄、嵐電については、2026年10月31日時点で、今回確認した情報だけでは2026年末から2027年元日の確定した終夜運転・最終時刻を案内できません。

前年の2025年末から2026年元日にかけては、京阪本線系で終夜運転が実施されましたが、ほかの多くの路線では実施されませんでした。

これはあくまで前年の実績であり、2026年末の運行を保証するものではありません。

訪れるお寺の最寄り駅だけでなく、乗換駅、最終列車、駅から自宅や宿泊先までの移動も確認しておきましょう。

なお、鞍馬寺では夜間のケーブルカー運行がないと案内されています。山道を歩く必要があるため、夜間の訪問には十分な準備が必要です。

帰りが難しい場合は宿泊も検討

除夜の鐘が終わった後、徒歩や電車で帰れる見込みがない場合は、宿泊も検討してみましょう。

東山の知恩院や高台寺を訪れるなら、祇園・東山・京都駅周辺。天龍寺や常寂光寺なら嵐山周辺など、参拝先に応じて宿泊エリアを選ぶ方法があります。

ただし、地図上で近く見えても、深夜の徒歩移動が安全とは限りません。距離や坂道、通行可能な経路、宿泊施設のチェックイン時間を確認しておくことが大切です。

参拝後の宿泊先を探す

大晦日の夜に無理なく戻れる場所を選ぶなら、宿泊施設の立地とチェックイン条件を先に確認してください。

楽天トラベルやじゃらんなどで京都駅・東山・嵐山周辺の宿泊施設を探せます。なお、宿泊予約と除夜の鐘の参加予約は別です。

遠方から京都を訪れる場合は、新幹線や航空券と宿泊を組み合わせた旅行商品も選択肢になります。

高速バス・夜行バスを利用する場合も、発着時刻と乗車場所に加え、年末年始の特別ダイヤを確認して選びましょう。

京都の除夜の鐘にあわせて宿泊先を探したい方へ

京都の除夜の鐘は23時台から元日未明まで続く寺院が多く、2026年末は交通機関によって終夜運転の有無も異なります。遠方から訪れる場合や、深夜の帰宅が難しい場合は、参拝先から戻りやすい場所への宿泊も検討しておくと安心です。

知恩院・高台寺など東山方面なら祇園・東山・四条河原町周辺、天龍寺・常寂光寺なら嵐山周辺、翌日に新幹線やJRを利用する場合は京都駅周辺など、参拝先と翌日の予定から宿泊エリアを選ぶと便利です。

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大晦日の防寒と参拝準備

京都の年末は冷え込みが厳しくなる季節です。除夜の鐘を待つ間は屋外で長時間過ごすことも考えられるため、服装や持ち物を準備しておきましょう。

京都の年末は底冷えに注意

気象庁の1991年から2020年の平年値では、京都の12月の平均気温は約7.2℃です。

12月31日の平年値は最高気温が約9.8℃、最低気温が約2.1℃とされ、深夜にはさらに厳しい寒さを感じる場合があります。

これらは過去の気象統計から算出した平年値であり、2026年12月31日の気温予報ではありません。

厚手のコートやダウンジャケット、手袋、マフラー、暖かい靴下などを準備するとよいでしょう。

特に鞍馬、大原、善峯寺などでは、山間部の寒さや路面の凍結にも注意してください。

持ち物と参拝マナー

除夜の鐘へ向かう際は、防寒具のほかに、小銭を含む現金、スマートフォン、携帯用充電器、歩きやすい靴などが役立ちます。

寺院によっては奉納料や志納金が必要です。志納金とは、参拝者が寺院に納めるお金のこと。金額が指定されている場合と、任意の場合があります。

写真撮影の可否や撮影できる場所も寺院ごとに異なります。三脚などの使用を制限する場合があるため、境内の案内に従ってください。

また、深夜にはトイレや休憩施設を通常どおり利用できない可能性があります。寺院周辺のコンビニについても、年末年始の営業時間が通常とは異なる場合があります。

飲酒後の参拝や大声での会話など、周囲の参拝者の迷惑になる行動は避け、静かに新年を迎えたいですね。

参拝前の夕食と休憩

深夜の除夜の鐘に参加するなら、夕食や休憩を事前に済ませておく方法もおすすめです。

東山方面なら祇園・河原町、壬生寺なら四条大宮周辺、京都駅から向かう場合は駅周辺など、移動経路に合ったエリアで飲食店を探すとよいでしょう。

ただし、大晦日は飲食店の営業時間が変更されたり、早めに営業を終了したりする場合があります。予約できるお店でも、12月31日に通常営業しているとは限りません。

ホットペッパーグルメなどで営業日と予約可能な時間を確認し、鐘撞きの受付に間に合う予定を組みましょう。

食事予約と鐘撞きの受付は別です

飲食店を予約しても、除夜の鐘の整理券や参加資格が確保されるわけではありません。特に先着108組などの寺院では、食事の終了時間と整理券配布の時刻が重ならないようにしてください。

除夜の鐘へ向かう前に食事のできる店を探したい方へ

深夜の除夜の鐘に参加する場合は、参拝前に夕食や休憩を済ませておくと予定を組みやすくなります。東山方面なら祇園・河原町、壬生寺なら四条大宮、京都駅から向かう場合は駅周辺など、移動経路に合うエリアから探すと便利です。

大晦日は通常と営業時間が異なる店舗もあります。整理券や受付時刻が決まっている寺院では、食事の終了時刻から移動時間まで見込んで、余裕のある予約時間を選びましょう。

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※アフィリエイト広告を利用しています。掲載店・空席・予約条件は店舗や時期によって異なります。

除夜の鐘の意味と108回の由来

除夜の鐘は年末の観光行事としても親しまれていますが、本来は仏教の教えと深く結び付いたものです。意味を知って参拝すると、鐘の音の感じ方も変わってくるかもしれません。

除夜の鐘と煩悩の関係

除夜とは、一年の最後の日である大晦日の夜を意味します。

お寺で撞く大きな鐘は「梵鐘(ぼんしょう)」と呼ばれます。除夜の鐘は、その梵鐘を撞いて年の終わりを迎える仏教行事です。

一般的には、108回という数は人間の煩悩の数に由来すると説明されます。

煩悩とは、怒り、欲望、執着など、人の心を迷わせたり苦しませたりする働きのことです。

鐘を撞くことで一年の煩悩を払い、新しい年を清らかな心で迎えるという意味が広く知られています。

ただし、108という数の説明には複数の考え方があり、宗派や寺院によって行事の位置付けも同じではありません。

108回より多く撞く寺院もある

「除夜の鐘は必ず108回で終わる」と考えられがちですが、実際の行事の進め方は寺院によって異なります。

例えば壬生寺や常寂光寺では108回で終了する方式です。一方、永観堂では指定時間内に並んだ参拝者を対象としており、複数人で一緒に鐘を撞く場合があります。

東山浄苑東本願寺では、御仏や先祖への報恩感謝の思いで鐘を撞く行事として説明しています。

同じ除夜の鐘でも、煩悩を払うことだけに意味を限定する必要はありません。

一年を無事に過ごせたことへの感謝、新しい年への願い、家族や大切な人を思う気持ち。そうした思いを胸に、静かに鐘の音を聞くのもよい時間になるでしょう。

よくある質問

京都の除夜の鐘について、初めて参加する方が気になりやすい疑問をまとめました。

京都の除夜の鐘2026のFAQ

Q1. 京都で予約なしで除夜の鐘を撞けるお寺はありますか?

A. はい。2026年は永観堂、智積院、勝林院、壬生寺などで一般参加が案内されています。ただし、当日先着順や受付時間の条件があります。高台寺や天龍寺は事前予約ではなく、当日の整理券・番号札が必要です。予約不要でも参加を保証するものではありません。

Q2. 知恩院の除夜の鐘は誰でも撞けますか?

A. いいえ。知恩院の大鐘は17人の僧侶が撞くもので、一般参拝者は鐘撞きに参加できません。2026年の京都観光Naviでは見学が事前申込制で、一人3,000円、小学生以下無料と案内されています。申込開始日や受付状況は、公式の詳細告知で確認してください。

Q3. 京都で昼間に除夜の鐘を撞けるお寺はどこですか?

A. 東山浄苑東本願寺は2026年12月31日11時から14時まで、無料・先着108名で開催予定です。また、妙満寺は15時から17時まで「年送りの鐘」を実施する予定です。京都市外では長岡京市の柳谷観音楊谷寺も12時頃から開催予定ですが、参加条件の詳細は確認が必要です。

Q4. 京都の除夜の鐘は無料で参加できますか?

A. 寺院ごとに異なります。例えば東山浄苑東本願寺は無料と案内されています。一方、醍醐寺では鐘撞きの奉納料1,000円が必要です。知恩院では見学料金として一人3,000円と案内されています。鐘撞きの参加料と通常の拝観料が別になっている場合もあるので、訪問前に確認しましょう。

Q5. 2026年の大晦日は京都で終夜運転がありますか?

A. JR西日本は2026年10月30日、京都方面のJR線で終電後の臨時列車を運転しないと発表しています。京阪、阪急、京都市営地下鉄などについては、2026年10月31日時点で年末年始の確定運行情報をすべて確認できていません。各交通事業者が発表する最終列車や臨時列車の時刻を確認してから予定を決めてください。

まとめ|京都の除夜の鐘を選ぼう

2026年の京都の除夜の鐘は、お寺ごとに開催時間や参加方法が大きく異なります。

大切なのは、自分で撞きたいのか、見学したいのか、昼間に参加したいのかを決め、その希望に合う寺院を選ぶことです。

  • 自分で撞くなら高台寺・永観堂・智積院・天龍寺などを検討
  • 知恩院は僧侶の鐘撞きを見学する形式で、事前申込条件に注意
  • 高台寺・天龍寺・誓願寺は整理券や番号札の配布時刻を確認
  • 醍醐寺は12月10日から事前予約受付予定、奉納料1,000円
  • 昼間なら東山浄苑東本願寺、夕方なら妙満寺が候補
  • 深夜の帰りは、終電・臨時列車・宿泊先を先に確認

なお、2026年10月31日時点では、寺院によって細かな参加条件が未発表の項目もあります。年末の変更や安全管理上の対応については、正確な情報を公式サイトで確認し、必要に応じて寺院や交通事業者に相談してください。

京都の12月には、除夜の鐘のほかにも終い弘法、終い天神、をけら詣りなど、年の瀬を感じられる行事が続きます。

年末の予定を考える際は、京都12月行事2026|祭りと年末の縁日もあわせてご覧ください。

一年の最後に響く鐘の音。あなたはどのお寺で新しい年を迎えたいですか。

2026年12月31日から2027年1月1日の京都が、心に残る年越しになることを願っています。

情報確認日:2026年10月31日。参照資料:各寺院公式行事案内、京都観光Navi「2026年 京都市内除夜の鐘 主な一覧」、京都府観光連盟の2026年行事情報、JR西日本2026年10月30日発表。開催時刻・料金・受付方法は変更される場合があります。

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