こんにちは、日本文化ラボ(Nippon Culture Lab)運営者「samuraiyan(さむらいやん)」です。
京都の秋の花と伝統文化を一緒に楽しめる行事として、ぜひ知っておきたいのが梨木神社の「萩まつり」です。境内には500株以上の萩が植えられ、花が咲く参道では俳句や短歌の短冊が風に揺れます。その中で上方舞や京舞、弓術、居合抜刀術、地唄、箏曲などが奉納されるのが、この祭りならではの魅力です。
2026年は9月26日(土)・27日(日)の2日間。ただ、26日と27日では見られる奉納行事がかなり違います。
26日は上方舞や小笠原流礼法・弓術、27日は萩まつり神事に加えて京舞・居合抜刀術・地唄・箏曲が予定されています。そのため、どちらか1日だけなら祭典が行われる27日、弓術や上方舞を見たいなら26日という選び方が分かりやすいですよ。
この記事では、2026年8月27日時点で確認できる公式情報をもとに、開催日と時間だけでなく、萩の見頃、お茶席、料金、混雑しやすい時間、雨天時、駐車場、京都御所と組み合わせる方法まで紹介します。
- 2026年9月26日と27日の奉納行事の違い
- 萩の見頃と500株以上の萩を楽しむポイント
- 抹茶席・拝服券・記念絵皿の料金
- 混雑・雨天・アクセス・駐車場の注意点
萩まつり2026の日程
まず確認したいのは、2026年の開催日と時間です。梨木神社の公式案内では、9月26日と27日に奉納行事と抹茶席が予定されています。さらに1週間前の9月19日には、萩まつり協賛の府市民俳句大会も開催されます。
| 日程 | 時間 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 9月19日(土) | 10:00~11:30 | 府市民俳句大会 |
| 9月26日(土) | 10:00~15:00 | 抹茶席 |
| 9月26日(土) | 11:00~ | 上方舞・舞・演奏 |
| 9月26日(土) | 13:00~ | 小笠原流礼法・弓術披露 |
| 9月27日(日) | 10:00~15:00 | 抹茶席 |
| 9月27日(日) | 11:00~ | 萩まつり神事 |
| 9月27日(日) | 11:30~ | 京舞 |
| 9月27日(日) | 13:00~ | 居合抜刀術 |
| 9月27日(日) | 14:00~ | 地唄・箏曲 |
2026年の正式な催しについては、梨木神社「令和8年度 萩まつりのご案内」で発表されています。
奉納行事は予定です。梨木神社からも、当日の状況によって変更または中止となる場合があると案内されています。見たい奉納が決まっている人ほど、出発前に最新情報を確認してください。
26日と27日の違い
2日間のどちらに行くか迷ったら、「見たい奉納」を基準に選ぶのが一番分かりやすいです。
9月26日は、午前11時から上方舞、舞、演奏が始まり、午後1時から小笠原流礼法の三三九手狭式と弓術披露へ続きます。舞だけでなく、日本の礼法や弓の所作まで見たい人には26日が向いています。
一方、27日は午前11時に萩まつり神事が行われます。その後、11時30分から京舞、13時から居合抜刀術、14時から地唄・箏曲という流れです。
どちらか1日なら27日がおすすめ。萩まつりそのものの祭典を見たいなら27日です。ただし、小笠原流礼法や弓術、上方舞が目的なら26日を選びましょう。
◆samuraiyan(さむらいやん)のワンポイントアドバイス
「有名だから日曜日」と決めてしまうより、見たい奉納から日を決めるのがおすすめですよ。特に弓術は26日、居合抜刀術は27日なので、この2つを取り違えないようにしてください。
9月26日の奉納行事
9月26日は、舞や邦楽と、小笠原流礼法・弓術という組み合わせ。午前と午後で雰囲気が変わる一日です。
11時から上方舞と邦楽
午前11時からは、上方舞友の会による上方舞、吉村桂充社中による舞、市川佐代子社中による演奏が予定されています。

萩まつりは大規模なパレードを見る祭りではありません。萩が咲く境内という比較的落ち着いた空間で、日本の舞や音楽に触れられるところに魅力があります。
花だけを見て帰るのももちろんいいのですが、せっかく26日に訪れるなら午前11時前には境内へ入り、萩と奉納行事を続けて楽しむ予定にしておくと、この祭りらしさを感じやすいでしょう。
13時から弓術披露
午後1時からは、小笠原流礼法の三三九手狭式と、弓馬術礼法小笠原教場門人による弓術披露が予定されています。

小笠原流というと「弓を射る技術」を思い浮かべるかもしれませんが、見どころは的中だけではありません。立ち居振る舞いや礼法を含めた一連の所作にも注目してみてください。
そのため、弓術が目的なら午後になってから到着するより、午前中に萩を見て抹茶席を楽しみ、13時の奉納を待つ流れが組みやすいですよ。
9月27日の奉納行事
27日は、午前11時の萩まつり神事を中心に、京舞、居合抜刀術、地唄・箏曲が続きます。「萩まつりという祭礼そのものを見たい」という人には、こちらの日をおすすめします。
11時から萩まつり神事
9月27日午前11時からは、萩まつり神事の祭典が行われます。
舞や演奏も魅力ですが、萩まつりは単なる秋の花イベントではありません。萩の花が咲く季節に神前で祭典が営まれ、その周囲で伝統芸能や茶席を楽しむ行事です。
だからこそ、初めて梨木神社の萩まつりへ行く人で「一番この祭りらしい時間を見たい」と考えているなら、私は27日の午前を選びます。
神事を目的にする場合は、開始時刻ぎりぎりではなく少し余裕を持って到着してください。境内を先に歩いておけば、萩の咲き方や奉納場所なども把握しやすくなります。
11時30分から京舞
神事に続き、午前11時30分から篠塚流・篠塚梅輪社中による京舞が予定されています。
祭典を見たあと、そのまま京都の伝統芸能へ流れていけるのが27日の面白いところ。萩の枝に結ばれた短冊や秋の境内を背景に舞を見る時間は、一般的な舞台公演とはまた違った雰囲気になります。
13時から居合抜刀術
午後1時からは京都山内派・刀新會による居合抜刀術の奉納です。
26日の弓術とはまったく異なる武芸ですから、「日本の武の文化を見てみたい」という人にとって、26日と27日は悩ましいところかもしれません。
弓を中心に見るなら26日、刀を使った居合抜刀術を見るなら27日。この違いを覚えておくと選びやすいでしょう。
14時から地唄と箏曲
午後2時からは吉楽会による地唄・箏曲が予定されています。
27日は11時の祭典から14時の地唄・箏曲まで行事が続くため、時間に余裕があるなら午前から午後まで過ごす方法もあります。
途中で抹茶席を利用したり、境内の萩をゆっくり見たりすれば、行事を追いかけ続けるだけではない過ごし方ができます。午後3時で抹茶席が終了する点だけは覚えておいてください。
萩の見頃と見どころ
梨木神社へ行くなら、奉納行事と同じくらい気になるのが萩の開花状況でしょう。梨木神社は「萩の宮」と呼ばれる京都を代表する萩の名所です。
見頃は9月中旬以降
梨木神社の萩は、例年9月中旬から下旬にかけて見頃となり、気象条件によっては10月上旬ごろまで花を楽しめることがあります。
ただし、桜と同じように花の状態を日付だけで確定することはできません。暑さや雨、気温の推移によって開花速度は変わります。
2026年の萩まつりは9月26日・27日なので、例年の見頃と重なる時期に設定されていますが、その日に必ず満開になると断定することはできません。
花を最優先したい人は、開催直前に梨木神社の公式サイトや公式SNSで境内の様子を確認してから出かけるのが確実です。
「萩まつりの日=必ず満開」という意味ではありません。植物の開花は天候によって前後します。2026年の正確な開花状況は訪問直前の公式情報をご確認ください。
境内には500株以上
梨木神社の公式案内では、境内に500株以上の萩が植えられていると紹介されています。
萩は桜のように高い木を見上げる花ではありません。細い枝がしなやかに伸び、薄紫色や白色の小さな花を無数につけます。風が吹くと枝が揺れるため、境内全体がやわらかい秋の景色に包まれます。
そのため、写真を撮るときも花だけを大きく写すのではなく、石畳や鳥居、社殿、短冊などを一緒に入れると梨木神社らしさが伝わります。

短冊が萩の枝を彩る
萩まつりの時期には、俳句や短歌が書かれた短冊が萩の枝に結ばれます。
花だけなら各地で見ることができます。しかし、萩と日本の詩歌文化が同じ景色の中にあるのが梨木神社のおもしろさです。
そもそも萩は、万葉の時代から日本人に親しまれてきた秋草。梨木神社では、万葉集全4,516首のうち萩を詠んだ歌が約140首あると紹介しています。
華やかな大輪の花ではないけれど、風に揺れる小さな花に秋を感じ、そこへ言葉を重ねる。そうした日本人の感覚を今の境内でも感じられるのではないでしょうか。
9月19日は俳句大会
萩まつりに先立ち、2026年9月19日(土)には「府市民俳句大会」が予定されています。
参加は自由で、一人二句まで。投句料は1,500円です。出句受付は午前10時から、締め切りは午前11時30分となっています。
26日・27日の本祭だけでなく、俳句という日本文化まで含めて楽しみたい方は、9月19日の開催も覚えておくといいでしょう。
抹茶席と料金
萩を眺めながらひと休みしたい人に人気なのがお茶席です。2026年は26日・27日の両日とも、午前10時から午後3時まで抹茶席が設けられます。
抹茶席は10時から
抹茶席は呈茶・立礼式で、9月26日はチャネル宗榮社中、27日は萩の会が奉仕します。
立礼式は椅子に座ってお茶をいただく形式なので、本格的な茶会に参加した経験がない人でも比較的入りやすいでしょう。

2026年の梨木神社公式案内では、拝服券は1,200円。当日の午前10時から神社で購入できます。
事前予約制との案内は確認できませんので、2026年については当日購入を基本に考えてください。ただし、当日の状況によって運用が変わる可能性もあるため、茶席を必ず利用したい場合は直前の公式案内を確認しておくと安心です。
記念絵皿は1200円
萩まつりでは記念品の絵皿も頒布されます。2026年の記念品絵皿は1,200円で、今年の絵柄は「フジバカマ」です。
フジバカマも萩と同じ秋の七草の一つ。花を見て終わるのではなく、秋草の文化を形にした記念品を持ち帰れるというわけです。
| 項目 | 2026年料金 | 購入・利用時間 |
|---|---|---|
| 境内参拝 | 無料 | 参拝可能時間内 |
| 拝服券 | 1,200円 | 当日10:00から販売 |
| 抹茶席 | 拝服券が必要 | 10:00~15:00 |
| 記念品絵皿 | 1,200円 | 当日10:00から販売 |
| 俳句大会投句料 | 1,500円 | 9月19日10:00~11:30 |
入場料は必要ない
梨木神社の境内を参拝し、萩や奉納行事を見るための特別な入場料は必要ありません。
料金が発生するのは、抹茶席を利用する場合の拝服券や、記念品絵皿、9月19日の俳句大会へ投句する場合などです。
つまり、「萩を見て奉納行事を見学したい」という人なら無料で楽しめます。お茶も味わいたいなら1,200円を追加する、と考えると分かりやすいですね。
萩の宮と呼ばれる理由
梨木神社は、京都では「萩の宮」という名でも親しまれています。500株以上という数だけでなく、萩と日本文化を結びつけて伝えてきた場所であることが、この呼び名につながっています。
梨木神社の歴史
梨木神社は1885年、明治18年に創建されました。祭神として祀られているのは、幕末に朝廷で活躍した三条実万です。その後、子の三条実美も合祀されました。
京都の神社というと平安時代や鎌倉時代から続く古社をイメージしがちですが、梨木神社は明治時代に創建された神社です。一方、この周辺の土地そのものにはそれ以前から長い歴史があり、京都御所の東側という立地も含めて京都の歴史を感じられます。
萩と万葉文化
「秋の花」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。現代ならコスモスや紅葉を連想する人も多いと思います。
ところが、古い日本の歌に目を向けると萩は非常に身近な植物でした。梨木神社では、萩は万葉集に詠まれた植物の中でも特に多く登場すると紹介しています。
だからこそ、萩まつりで枝に俳句や短歌の短冊が結ばれている光景にも意味があります。ただ花を飾っているのではなく、萩と詩歌を一緒に楽しんできた日本文化を現代へつないでいるわけです。
染井の水も見ておきたい
境内を歩くなら「染井の水」にも注目してください。
染井の水は京都三名水の一つとされ、梨木神社では三名水の中で現在も枯れずに残る唯一の名水と紹介されています。
梨木神社の境内地は、平安時代に藤原良房の邸宅「染殿第」があった場所と伝えられています。水の名称についても染殿第に由来する説や、宮中の染所で使われたことに由来する説などがあります。
萩まつりだけを目的にすると、どうしても花と奉納舞台だけに目が向きます。それでも少し境内を歩いてみると、萩、和歌、名水、幕末から明治の歴史が一つの場所に重なっていることが見えてきますよ。
混雑を避ける時間
萩まつりは2日間にわたって行われるため、「いつ行けば比較的見やすいのか」も気になるところです。ただし、2026年の時間帯別来場者数や具体的な混雑予測は公表されていません。
午前10時台が動きやすい
混雑そのものについて断定できる人数データはありませんが、奉納行事の時刻から予定を考えることはできます。
26日は11時から奉納行事、13時から弓術披露。27日は11時から神事が始まり、14時まで奉納が続きます。そのため、奉納開始時刻が近づけば、目的の行事を見る参拝者が集まりやすくなるでしょう。
萩の花を落ち着いて見たいのであれば、抹茶席が始まる10時ごろから午前中早めを候補にするのがおすすめです。
反対に奉納を第一にするなら、混雑を避けることより見たい行事の開始時刻を優先してください。後方からでは所作が見えにくくなることも考えられるため、開始直前の到着は避けたほうが安心です。
◆samuraiyan(さむらいやん)のワンポイントアドバイス
花をじっくり見るなら10時台、奉納目的なら見たい行事の少し前。この2つを分けて考えると予定が立てやすいですよ。「空いている時間だけ」を狙うより、自分が何を見たいかを先に決めてください。
27日は11時前に注意
27日は11時から萩まつり神事が行われ、そのまま11時30分の京舞へ続きます。
そのため、神事と京舞の両方を見たい人が同じ時間帯に集まる可能性があります。2026年の来場者数は確認できませんが、少なくとも11時ちょうどに到着する予定は避けたほうが動きやすいでしょう。
10時ごろ到着して萩を見る、抹茶席を利用する、11時から祭典を見るという流れなら、時間にも余裕があります。
雨天時と当日の注意点
9月下旬は秋らしくなってくる時期ですが、京都では日中に暑さが残る日もあります。また、台風や秋雨の影響を受ける可能性もあるため、天候への準備が必要です。
雨天時は公式発表を確認
2026年の梨木神社公式案内では、奉納行事について「当日の状況により変更や中止となる場合がある」とされています。
一方で、「小雨なら必ず実施」「何ミリ以上の雨なら中止」といった具体的な雨天基準は公表されていません。
そのため、雨予報の日に過去の開催例だけを見て実施を判断するのはおすすめできません。特に弓術、居合、舞など見たい奉納がある場合は、当日の梨木神社公式サイトや公式SNSを確認してください。
雨天時の一律の開催基準は確認できません。荒天時には奉納行事の変更・中止も考えられるため、正確な情報は梨木神社の公式発表をご確認ください。
9月でも暑さに備える
萩まつりは秋の行事ですが、「9月末だから涼しい」と決めつけないほうがいいでしょう。
奉納行事を待っている時間は屋外で過ごすこともあります。天気予報を確認し、暑い日なら飲み物や帽子、雨の可能性があれば折りたたみ傘などを用意してください。
逆に雨の日は石畳や足元が滑りやすくなる可能性があります。歩きやすい靴で訪れると安心です。
撮影は周囲へ配慮する
萩や境内の景色を写真に残したい人も多いでしょう。ただ、祭礼の場では「撮れるかどうか」だけでなく、神事や奉納を妨げないことが大切です。
特に奉納行事の最前列で長時間立ち止まったり、他の参拝者の前へスマートフォンを高く掲げたりすると、後ろの人が見えなくなります。
神事や奉納者を撮影する場合は、その場の案内に従ってください。撮影禁止の表示や神職からの案内がある場合は、もちろんそれを優先しましょう。
梨木神社へのアクセス
梨木神社は京都御苑の東側にあり、京都駅からは市バスを利用する方法が分かりやすいです。地下鉄や京阪の駅から歩くこともできます。
市バスなら徒歩約3分
JR京都駅から向かう場合は、京都駅正面口のA2乗り場から市バスを利用できます。
梨木神社公式では4系統・17系統・205系統を利用し、「府立医大病院前」で下車、そこから徒歩約3分と案内されています。
荷物が多い人や、できるだけ歩く距離を少なくしたい人なら、市バスを基準に考えるのが分かりやすいでしょう。
京都市公式観光情報でも2026年9月26日・27日の開催とアクセスが案内されています。最新の観光情報は京都市公式「京都観光Navi 萩まつり」でも確認できます。
地下鉄からは徒歩約20分
京都市営地下鉄烏丸線を利用する場合は、「丸太町駅」1番出口、または「今出川駅」3番出口から徒歩約20分です。
駅から少し歩きますが、京都御苑と組み合わせる予定なら地下鉄を使う方法も選びやすいでしょう。
例えば今出川駅から京都御苑を歩き、東側の梨木神社へ向かえば、移動そのものを京都散策にできます。
京阪からは徒歩約15分
京阪電車では「神宮丸太町駅」1番出口、または「出町柳駅」2番出口から徒歩約15分です。
下鴨神社方面など洛北と組み合わせたいなら、京阪を利用する予定も立てやすくなります。
| 交通手段 | 最寄り | 梨木神社まで |
|---|---|---|
| 市バス | 府立医大病院前 | 徒歩約3分 |
| 地下鉄 | 丸太町駅 | 徒歩約20分 |
| 地下鉄 | 今出川駅 | 徒歩約20分 |
| 京阪 | 神宮丸太町駅 | 徒歩約15分 |
| 京阪 | 出町柳駅 | 徒歩約15分 |
駐車場は利用できない
車で訪れる予定なら、2026年の萩まつりで特に注意したいポイントです。
祭礼日は境内駐車不可
梨木神社には通常、参拝用の駐車スペースがあります。しかし、2026年9月26日・27日の萩まつり当日は神社境内の駐車場を利用できません。
これは梨木神社の2026年公式案内にはっきり記載されています。
通常時の参拝用駐車スペースがあるからといって、萩まつり当日も停められると考えないようにしてください。
公共交通を基本にする
車で訪れる場合は周辺の有料駐車場を利用することになります。ただし、梨木神社周辺には京都御苑や京都府立医科大学などがあり、週末は周辺駐車場が混み合う可能性があります。
そのため、萩まつりだけを目的にするのであれば公共交通を基準にするほうが予定を立てやすいでしょう。
どうしても車を利用する場合は、当日の満車も想定し、時間に十分余裕を持ってください。駐車料金や営業時間は変更されるため、利用する駐車場の最新情報を現地または運営事業者で確認しましょう。
京都御所と一緒に巡る
梨木神社の大きな利点は、京都御苑・京都御所と組み合わせやすい立地です。萩まつりだけで一日を終えるのではなく、秋の京都散策の一部として組み込めます。
京都御苑との相性がいい
梨木神社は京都御苑の東側に位置しています。
そのため、午前中に京都御苑周辺を歩いてから梨木神社へ向かう方法も、萩まつりを先に見てから京都御苑へ移動する方法も考えられます。
26日の弓術を見たいなら、午前に梨木神社で萩と上方舞を楽しみ、13時の弓術を見てから周辺へ。27日の神事が目的なら10時ごろ梨木神社へ入り、11時の神事から京舞まで見たあとに移動する流れが分かりやすいでしょう。
京都御所の参観時間や休止日は日によって確認が必要なので、内部見学まで予定している場合は宮内庁の最新案内も確認してください。
夜の観月へつなげる
2026年の萩まつりは、京都で観月行事が集中する時期と重なっています。
中秋の名月は9月25日(金)ですが、大覚寺の「観月の夕べ」は9月25日から27日まで開催されます。そのため、昼は梨木神社で萩まつり、夜は観月イベントという京都らしい秋の一日を組むこともできます。
2026年の観月行事を比較したい方は、京都の観月イベント2026|中秋の名月・おすすめ寺社・日程・時間で、開催日や時間、特徴をまとめています。
ただし、大覚寺など京都市西部の会場へ移動する場合は距離があります。昼の奉納行事を最後まで見てから夜の行事へ向かうなら、移動時間に余裕を取ってください。
9月の行事と組み合わせる
9月下旬の京都には、萩まつり以外にも観月行事や寺社の祭礼が続きます。
旅行日そのものをまだ決めていないなら、京都9月行事2026|祭り・観月・重陽の節句・おすすめイベントもあわせて確認すると、9月全体の日程を比較できます。
1日に行事を詰め込みすぎるより、「昼は萩」「夜は月」のようにテーマを決めるほうが、京都らしい季節の変化をゆっくり味わえるかなと思います。
1泊なら市内宿泊も便利
26日または27日に萩まつりを見て、夜の観月行事まで楽しむ場合は京都市内で1泊する方法もあります。
特に遠方から訪れる人なら、奉納行事の途中で帰りの時間を気にするより、宿泊を組み合わせたほうが予定に余裕を持てます。
楽天トラベル、じゃらん、一休.comなどで、京都駅周辺や地下鉄・京阪沿線の宿を比較してみてください。梨木神社のすぐ近くだけに限定せず、翌日の観光場所まで考えて選ぶと動きやすいでしょう。
遠方から京都へ向かう場合は、新幹線だけでなく高速バス・夜行バスも選択肢です。萩まつりと夜の観月イベントを組み合わせるなら、往路・復路の時間も含めて早めに交通手段を確認しておくと安心です。
秋の京都を巡る一例
午前は京都御苑を散策し、10時台に梨木神社へ。11時以降の神事や奉納行事を見て、午後は市内で休憩。その後、夕方から観月イベントへ向かう流れなら、花と伝統文化、秋の月を一日に組み合わせられます。
訪れる前に確認したいこと
2026年の萩まつりは詳しい予定まで発表されています。それでも、祭礼や花は当日まで状況が変わるもの。特に次の点は出発前に確認しておきましょう。
確定情報と変動情報
2026年8月27日時点では、9月26日・27日の開催日、奉納行事の予定時刻、抹茶席の時間、拝服券と記念品絵皿の料金、祭礼日の駐車場利用不可などが梨木神社から案内されています。
一方、当日の萩の開花状態、具体的な来場者数や混雑時間、雨天時の各奉納行事の実施可否までは確定できません。
ここは分けて考えることが大切です。「昨年は実施されたから今年も同じ」「例年この時期は満開だから今年も満開」と決めつけず、2026年の情報を確認してください。
費用や開催内容についても変更される可能性があります。正確な情報は梨木神社公式サイトをご確認ください。
よくある質問
梨木神社の萩まつりへ初めて行く人が特に気になりやすいポイントをまとめます。
萩まつり2026のよくある質問
Q1. 梨木神社の萩まつり2026はいつですか?
A. 2026年9月26日(土)・27日(日)です。26日は11時から上方舞など、13時から小笠原流礼法・弓術披露、27日は11時から萩まつり神事、11時30分から京舞、13時から居合抜刀術、14時から地唄・箏曲が予定されています。
Q2. 26日と27日はどちらがおすすめですか?
A. どちらか1日だけなら、萩まつり神事が行われる27日をおすすめします。ただし、上方舞や小笠原流礼法、弓術披露を見たい場合は26日を選んでください。見たい奉納によっておすすめの日が変わります。
Q3. 萩の見頃はいつですか?
A. 例年は9月中旬から下旬に見頃が重なり、気象条件によっては10月上旬ごろまで楽しめることがあります。ただし、2026年の開花状況は天候によって変わります。訪問直前に梨木神社の公式情報で確認してください。
Q4. お茶席はいくらですか?
A. 2026年の拝服券は1,200円です。26日・27日とも抹茶席は10時から15時までで、拝服券は当日10時から神社で購入できます。記念品絵皿も1,200円で、2026年の絵柄はフジバカマです。
Q5. 萩まつり当日に駐車できますか?
A. できません。梨木神社は2026年の萩まつり当日について、境内駐車場を利用できないと案内しています。市バス「府立医大病院前」から徒歩約3分なので、公共交通の利用がおすすめです。
萩まつり2026まとめ
2026年の梨木神社「萩まつり」は、9月26日(土)・27日(日)に開催されます。
- 26日は上方舞・舞・演奏と小笠原流礼法・弓術披露
- 27日は萩まつり神事・京舞・居合抜刀術・地唄・箏曲
- 抹茶席は両日10:00~15:00で拝服券1,200円
- 境内には500株以上の萩があり祭礼日は駐車場利用不可
どちらか1日だけなら、祭典そのものが行われる9月27日を私はおすすめします。一方、弓術や上方舞を目当てにするなら26日です。
そして忘れたくないのが、主役は奉納行事だけではないこと。萩の枝に短冊が揺れ、舞や音楽が奉納され、そのそばで抹茶をいただく時間まで含めて梨木神社の萩まつりです。
京都御苑と組み合わせるのもいいですし、夜の観月行事へつなげるのもいいでしょう。あなたなら、弓術の26日と本祭の27日、どちらの秋の京都を選びますか。
なお、奉納内容や開催方法は当日の状況で変更・中止となる場合があります。萩の開花も天候に左右されますので、訪問前には必ず梨木神社の最新公式情報を確認してください。

