出町ふたばとは?名代豆餅・行列・予約と120年続く老舗文化

企業文化

こんにちは。日本文化ラボ(Nippon Culture Lab)運営者の「samuraiyan(さむらいやん)」です。

京都の和菓子を調べていると、必ずと言っていいほど名前が挙がる店があります。

出町柳の「出町ふたば」です。

看板商品は、赤えんどう豆を混ぜたやわらかな餅で、こし餡を包んだ「名代豆餅(なだいまめもち)」

華やかな飾りがあるわけでも、長期間保存できる京都土産でもありません。

それでも、本店には今も豆餅を求める人が並びます。

出町ふたばの創業は1899年、明治32年。

初代は石川県小松市から京都へ移り、故郷で親しまれていた豆入りの餅をもとに、京都で販売する際にこし餡を包むという工夫を加えたと紹介されています。

つまり名代豆餅は、昔から京都に存在した形をそのまま守った菓子ではありません。

故郷の食文化を持ち込み、京都の人に喜ばれる菓子へ変化させたことから始まっています。

そして現在では、本店だけでなく、ジェイアール京都伊勢丹、京都高島屋、京都駅の一部売店などでも名代豆餅を買える機会があります。

販路は広がりました。

しかし、名代豆餅の消費期限は今も基本的に製造日当日中です。

全国発送しやすいように日持ちする菓子へ作り替えるのではなく、餅のおいしさを優先しながら、受け取り場所を増やす。

ここに出町ふたばならではの老舗文化が見えてきます。

この記事では、出町ふたばの歴史、名代豆餅の素材と製法、2026年の値段、行列、予約、日持ち、本店・京都駅・百貨店での買い方、暖簾分け、季節の和菓子、アクセス、そして名代豆餅を120年以上育ててきた企業文化まで詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 出町ふたばが1899年創業の老舗であること
  • 名代豆餅がどのように生まれたのか
  • 羽二重もち米・赤えんどう豆・小豆へのこだわり
  • 二度搗きと手仕事を組み合わせる製法
  • 2026年の本店での値段
  • 行列を避けたいときの考え方
  • 本店の予約を利用するときの注意点
  • ジェイアール京都伊勢丹・京都高島屋での買い方
  • 京都駅で名代豆餅を買える店舗と曜日
  • 名代豆餅の消費期限が当日中であること
  • 稲荷ふたば・七条ふたばへ広がった暖簾分け文化
  • 「販路を広げても豆餅そのものは変えすぎない」老舗文化
  1. 出町ふたばとは?1899年創業・名代豆餅で知られる京都の老舗
  2. 名代豆餅の始まり|加賀の豆餅を京都向けに変えた初代
  3. 「庶民のおやつ」から京都を代表する銘菓へ
  4. 名代豆餅がおいしい理由|餅・赤えんどう豆・こし餡のバランス
    1. 餅米は滋賀県産「羽二重もち米」
    2. 赤えんどう豆は北海道産
    3. 餡には北海道・十勝産の小豆
  5. 名代豆餅は「二度搗き」と手仕事で作られる
    1. 餅は2回に分けて搗く
    2. 最後は素早い手仕事で餡を包む
  6. 2026年の名代豆餅の値段|本店は1個240円
  7. 名代豆餅の日持ちは製造日当日中
    1. 翌日に渡すお土産には向かない
  8. 出町ふたばの行列|待ち時間は固定できない
    1. 行列を避けたいなら開店に近い時間を検討
    2. 列の長さだけで待ち時間を判断しない
  9. 本店の予約は電話で最新ルールを確認
  10. 出町ふたばを買う方法|本店・百貨店・京都駅を比較
  11. ジェイアール京都伊勢丹|予約優先で京都駅受け取り
    1. オンライン予約
    2. 店頭予約
    3. 2026年の販売価格
  12. 京都高島屋|四条河原町でWEB予約できる
    1. 事前予約はWEB予約のみ
    2. 店頭販売価格
  13. 京都駅の売店でも買える|販売曜日と店舗を確認
  14. 季節の和菓子も出町ふたばの魅力
    1. 春は桜の季節の和菓子
    2. 初夏は水無月
    3. 秋は栗を使った餅菓子も注目される
  15. 出町ふたば本店の営業時間・定休日・基本情報
  16. 出町柳駅から本店へのアクセス
    1. 本店で買ったら鴨川散策と組み合わせやすい
  17. 出町ふたばから広がった「暖簾分け」の文化
    1. 稲荷ふたば
    2. 七条ふたば
  18. 澤屋・一文字屋和輔・阿闍梨餅との違い
  19. 出町ふたばの企業文化|販路を広げても「当日の豆餅」を変えない
    1. 始まりから「変化」を受け入れた老舗
    2. 庶民の日常菓子という原点を失わない
    3. 百貨店・京都駅へ販路を広げる
    4. それでも「日持ちする豆餅」には変えない
  20. 出町ふたばから学べる「変えるもの・変えないもの」
  21. よくある質問
    1. 出町ふたばは何年創業ですか?
    2. 出町ふたばの名代豆餅はいくらですか?
    3. 出町ふたばの営業時間は?
    4. 出町ふたばの行列は何分待ちですか?
    5. 出町ふたばは予約できますか?
    6. 名代豆餅の日持ちは?
    7. 名代豆餅を冷凍してもいいですか?
    8. 京都駅で出町ふたばの豆餅を買えますか?
    9. 京都駅で確実に買う方法は?
    10. 京都高島屋でも買えますか?
    11. 出町ふたばの豆餅には何の豆を使っていますか?
    12. もち米は何を使っていますか?
    13. 稲荷ふたばは出町ふたばの支店ですか?
  22. まとめ|出町ふたばは「当日の豆餅」を守りながら販路を広げた京都の老舗

出町ふたばとは?1899年創業・名代豆餅で知られる京都の老舗

出町ふたばの名代豆餅に使うもち米を蒸して餅を作る工程をイメージした写真

出町ふたばは、京都市上京区青龍町に店を構える和菓子店です。

京阪「出町柳」駅から鴨川を渡った先にあり、出町桝形商店街や鴨川デルタにも近い場所です。

創業は1899年(明治32年)

現在は4代目へ暖簾が受け継がれています。

出町ふたばと聞いて、多くの人が最初に思い浮かべるのが「名代豆餅」です。

赤えんどう豆を混ぜ込んだ餅の中に、なめらかなこし餡を包んだ豆大福で、出町ふたばを代表する商品として長く親しまれています。

しかし、出町ふたばを企業文化という視点で見るなら、単に「豆大福で有名な店」として終わらせるのはもったいありません。

名代豆餅の誕生そのものに、老舗が時代や地域へ適応していく考え方が表れています。

京都の和菓子文化全体については、京都の和菓子とは?歴史・季節・老舗・甘味処をわかりやすく解説でも詳しく紹介しています。

名代豆餅の始まり|加賀の豆餅を京都向けに変えた初代

出町ふたばの初代は、石川県小松市の出身です。

京都市の観光情報では、初代・黒本三次郎氏が故郷で親しまれていた「豆入りの餅」をもとに、京都で商売を始めたことが紹介されています。

そこで加えられた大きな工夫が、

豆入りの餅の中に、こし餡を包むこと

でした。

現在では「豆大福」として自然に見える組み合わせですが、出町ふたばの歴史を見ると、初代が故郷の食文化をそのままコピーしたのではないことがわかります。

加賀で親しまれていた豆餅を土台にして、京都で受け入れられる菓子へ仕立て直したのです。

名代豆餅誕生のポイント

  • 初代は石川県小松市出身
  • 故郷では豆入りの餅が親しまれていた
  • 京都で販売する際にこし餡を加えた
  • 1899年に出町で創業
  • 現在まで名代豆餅が看板商品になっている

老舗というと「昔から一切変えないこと」が伝統と思われがちです。

しかし出町ふたばの場合、出発点そのものが異なる土地の文化を京都向けに変化させることでした。

伝統とは、変化しないことだけではありません。

大切な部分を残しながら、土地や時代に合わせて形を整えることも、長く続くための一つの方法です。

「庶民のおやつ」から京都を代表する銘菓へ

現在の出町ふたばは、京都旅行で訪れる人も多い人気店です。

しかし、名代豆餅は最初から観光客向けの高級京都土産として作られたわけではありません。

百貨店による出町ふたばの紹介では、豆餅はもともと庶民の日常のおやつとして親しまれてきたことが伝えられています。

明治期には大原から京都市内へ商品を運んでいた「大原女」、大正期には周辺の学生などが小腹を満たすために豆餅を食べていたとされています。

出町は現在でも、鴨川、商店街、大学、住宅地が近接する生活の街です。

名代豆餅は、観光地向けに新しく作られた「京都名物」というより、地元の日常の中で食べられてきたものが、結果として京都を代表する菓子になったと見ることができます。

現在では遠方から訪れる人も多く、本店の行列自体が知られるようになりました。

それでも、豆餅そのものは華美な観光商品にはなっていません。

餅、赤えんどう豆、こし餡。

このシンプルな組み合わせが現在まで中心に残っています。

名代豆餅がおいしい理由|餅・赤えんどう豆・こし餡のバランス

出町ふたばの名代豆餅に赤えんどう豆を混ぜ込む工程をイメージした写真

名代豆餅を構成する主な要素は、とてもシンプルです。

  • 赤えんどう豆
  • こし餡

しかし、材料が少ない菓子ほど、一つひとつの品質や作り方が全体の味に直接表れます。

餅米は滋賀県産「羽二重もち米」

出町ふたばでは、名代豆餅の餅に滋賀県産の羽二重もち米を使っています。

羽二重もち米は、きめ細かさと粘りのある食感で知られるもち米です。

名代豆餅では、やわらかさだけでなく、噛んだときのコシも重要です。

豆と餡を包んでも餅の存在感が失われないことが、名代豆餅全体の食感につながっています。

赤えんどう豆は北海道産

豆餅の表面からも存在感がわかる赤えんどう豆。

京都市の紹介では、北海道の美瑛や富良野などの契約農家から選別した赤えんどう豆を使用していることが紹介されています。

名代豆餅では、この豆の塩味が重要です。

こし餡の甘さだけで終わらず、豆の塩味が入ることで全体の味が締まります。

「甘い餅+塩味の豆」という対比が、名代豆餅らしい味の土台です。

餡には北海道・十勝産の小豆

出町ふたばの名代豆餅に使うこし餡を丁寧に炊く様子をイメージした写真

中に包むこし餡には、北海道・十勝産の小豆が使われています。

赤えんどう豆は粒の食感を残し、餡はなめらかなこし餡にする。

同じ「豆」でも、それぞれに異なる役割があります。

素材 主な産地・特徴 豆餅での役割
もち米 滋賀県産の羽二重もち米 きめ細かく、やわらかさとコシのある餅を作る
赤えんどう豆 北海道・美瑛や富良野など 塩味と豆の食感で餡の甘さを引き締める
小豆 北海道・十勝産 なめらかなこし餡として餅と豆をつなぐ

名代豆餅は「二度搗き」と手仕事で作られる

出町ふたばの名代豆餅は、何もかも昔ながらの手作業だけで作られているわけではありません。

現在は機械も活用しながら、最後の重要な工程を人の手で仕上げています。

ここにも、老舗が伝統を残しながら現代の生産へ対応する姿を見ることができます。

餅は2回に分けて搗く

蒸したもち米は、2回に分けて搗かれます。

一度で強く搗き切るのではなく、工程を分けることで、きめ細かさとコシを持つ餅へ仕上げていきます。

餅の状態が整ったところで、赤えんどう豆を加えます。

最後は素早い手仕事で餡を包む

餅ができた後は、一つずつ餡を包んで形を整えます。

ここで重要なのが、餅を必要以上に触りすぎないことです。

やわらかな餅を手早く扱いながら、豆をつぶさず、餡を包む。

機械だけでも、手仕事だけでもありません。

機械で品質を安定させ、最後は人の感覚で仕上げる。

この役割分担が、現在の出町ふたばの製造を支えています。

出町ふたばの製造から見えること

  • 昔ながらの材料だけに固執するのではない
  • 機械も使って品質と生産量を支える
  • 餡を包む重要な工程は人が手早く仕上げる
  • 大量販売のために日持ちする餅へ変えることはしない
  • 現在の需要に対応しながら豆餅らしい食感を優先している

2026年の名代豆餅の値段|本店は1個240円

2026年3月に公開された店舗情報では、出町ふたば本店の名代豆餅は、

1個240円

と案内されています。

ただし、百貨店や京都駅などで販売される商品は、包装・流通・販売形態が異なるため、本店と価格が同じとは限りません。

例えば、2026年の百貨店での販売価格は、2個入り560円、3個入り840円、5個入り1,400円などとなっており、1個あたり280円相当です。

購入場所 2026年確認価格 ポイント
出町ふたば本店 1個240円 1個単位で買いやすく、季節商品も選びやすい
ジェイアール京都伊勢丹 2個560円/3個840円/5個1,400円 京都駅で予約受け取りしやすい
京都高島屋 2個560円~6個1,680円 四条河原町で購入しやすい
京都駅の一部売店 3個840円 販売曜日・店舗・数量に注意
価格について

価格、入数、販売店舗は変更される場合があります。特に百貨店・駅売店は、本店とは販売条件が異なります。購入時は各店舗の最新案内を優先してください。

名代豆餅の日持ちは製造日当日中

出町ふたばの名代豆餅を購入した当日に味わうことをイメージした写真

出町ふたばの名代豆餅で、購入前に必ず知っておきたいのが消費期限です。

ジェイアール京都伊勢丹の販売情報では、

消費期限は常温で製造日当日中

と案内されています。

つまり、数日持つ京都土産ではありません。

その日のうちに食べることを前提に購入する菓子です。

翌日に渡すお土産には向かない

「京都旅行から帰って、翌日に職場で配りたい」という用途には向きません。

名代豆餅は、その日のうちに食べられる相手へのお土産として考えましょう。

例えば、

  • 京都旅行中に自分で食べる
  • その日の夜に家族と食べる
  • 当日会う人への手土産にする
  • 京都市内の宿で食べる

といった使い方が適しています。

日持ちで失敗しないために

  • 消費期限は製造日当日中
  • 翌日以降に渡す手土産には選ばない
  • 買う前に「いつ食べるか」を決めておく
  • 遠方への配送用菓子として考えない
  • 保存方法を自己流で延長するより、当日中に食べることを優先する

インターネットでは豆餅の冷凍保存方法なども紹介されていますが、出町ふたばや正規販売元が推奨する保存方法として確認できるものではありません。

本記事では、正規販売情報に沿って「製造日当日中に食べる」ことを基本とします。

日持ちする京都土産を探している場合は、阿闍梨餅本舗 満月とは?日持ち・店舗・買い方と4種類に絞る老舗文化や、亀屋良長とは?烏羽玉・スライスようかんと伝統を革新する企業文化も参考になります。

出町ふたばの行列|待ち時間は固定できない

出町ふたば本店前で名代豆餅を求める人が並ぶ様子をイメージした写真

「出町ふたば」と検索すると、「行列」「待ち時間」といった言葉がよく一緒に調べられています。

本店は人気店なので、店頭に列ができることがあります。

ただし、公式な時間帯別の待ち時間データはありません。

そのため、

「平日なら必ず10分」

「午後は必ず30分以上」

といった形で断定することはできません。

行列を避けたいなら開店に近い時間を検討

本店の営業時間は、2026年3月に公開された店舗情報では8:30~17:30です。

京都市の朝観光記事でも、開店直後の8:30頃に出町ふたばを訪れるルートが紹介されています。

行列をできるだけ避けたいなら、一日の途中に立ち寄るより、開店に近い時間帯を予定に組み込む方法があります。

ただし、朝であっても行列がないことを保証するものではありません。

列の長さだけで待ち時間を判断しない

出町ふたばは飲食店ではなく、店頭で商品を購入する店です。

席が空くまで待つ必要はないため、長く見える列でも比較的進む場合があります。

反対に、大量購入や注文内容によって進み方が変わることもあります。

予定が詰まっている場合は「○分なら必ず買える」と考えず、時間に余裕を持って訪れましょう。

行列対策の基本

  • 待ち時間は日によって違う
  • できるだけ早い時間帯を検討する
  • 列の人数だけでなく進み方も見る
  • 時間を確定させたいなら百貨店予約を活用する
  • 京都駅利用なら伊勢丹予約が便利

本店の予約は電話で最新ルールを確認

出町ふたば本店については、第三者店舗情報などで「予約可」と案内されています。

ただし、出町ふたばには詳細な予約規則を掲載する公式ウェブサイトがなく、2026年現在の予約締切や個数条件を明記した一次情報は確認しにくい状況です。

そのため、

「電話すれば必ず予約できる」と考えず、希望する場合は本店へ直接確認する

のが安全です。

電話番号は075-231-1658です。

本店予約を希望するとき

  • 受取希望日
  • 希望する商品
  • 必要個数
  • 受取予定時間

を整理してから問い合わせるとスムーズです。繁忙日などは通常と対応が異なる可能性があります。

出町ふたばを買う方法|本店・百貨店・京都駅を比較

現在では、名代豆餅を買う方法は本店だけではありません。

旅行ルートに合わせて、

  • 出町ふたば本店
  • ジェイアール京都伊勢丹
  • 京都高島屋
  • 京都駅の一部売店

を使い分けられます。

買い方 向いている人 注意点
本店 出町柳へ行く人、季節菓子も見たい人 行列の可能性がある
ジェイアール京都伊勢丹 京都駅で確実に受け取りたい人 予約枠・販売日・受取時間が決まっている
京都高島屋 四条河原町・祇園周辺を観光する人 予約方法と販売時間を確認する必要がある
京都駅売店 予約せず新幹線利用時に買いたい人 販売曜日・店舗・数量が限られる

ジェイアール京都伊勢丹|予約優先で京都駅受け取り

京都駅で名代豆餅を確実に受け取りたい人に便利なのが、ジェイアール京都伊勢丹です。

2026年の案内では、名代豆餅は予約優先販売となっています。

予約で予定数量に達した場合、当日販売がない場合もあります。

オンライン予約

オンライン予約は、

受取希望日の前月25日10:00~受取日の3日前まで

と案内されています。

店頭予約

店頭での予約は、

前月25日10:00~受取日の前日まで

です。

ただし、いずれも予定数量に達すれば受付終了となる場合があります。

2026年の販売価格

入数 価格
2個入 560円
3個入 840円
5個入 1,400円
ジェイアール京都伊勢丹が向いている人

  • 新幹線で京都駅を利用する
  • 本店まで行く時間がない
  • 行列に並びたくない
  • 受取時間を旅行スケジュールへ組み込みたい
  • 帰宅する日に豆餅を受け取りたい

販売日や受取場所、当日販売数は変更されるため、利用月の公式案内を必ず確認してください。

京都高島屋|四条河原町でWEB予約できる

四条河原町周辺で名代豆餅を買うなら、京都高島屋も便利です。

2026年の案内では、地下1階「銘菓百選」で販売されています。

現在案内されている販売時間は、

  • 第1回:11:00~
  • 第2回:14:00~

です。

以前の記事では10:30~としていましたが、現在の公式案内では11:00~となっているため注意してください。

事前予約はWEB予約のみ

2025年9月受取分から、事前予約はWEB予約のみと案内されています。

電話や店頭で予約できると考えない方が安全です。

WEB予約の対象は、現在の案内では2個入・3個入です。

店頭販売価格

入数 価格
2個入 560円
3個入 840円
4個入 1,120円
5個入 1,400円
6個入 1,680円

販売日、数量、予約対象は変更される場合があります。

京都高島屋で購入する場合は、訪問前に最新の銘菓百選情報を確認してください。

京都駅の売店でも買える|販売曜日と店舗を確認

出町ふたばの名代豆餅は、京都駅の一部売店でも販売されています。

ただし、毎日すべての店舗に入荷するわけではありません。

2026年時点でJR東海リテイリング・プラスが案内している販売例は次のとおりです。

曜日 主な販売店舗
月・金・日 プレシャスデリ&ギフト京都/PLUSTA 京都幹線中央改札内
水・木・土 PLUSTA Gift アスティ京都/PLUSTA Gift 京都幹線中央改札内
火曜・第4水曜 基本的に入荷なし

商品は3個入840円として案内されています。

ただし、数量限定です。

交通事情などで入荷時間が前後したり、メーカー繁忙期に入荷が休止されたりする場合もあります。

京都駅での買い方

「絶対に帰りの京都駅で買いたい」ならジェイアール京都伊勢丹の予約を優先。「予約していないけれど売っていれば買いたい」なら駅売店を確認する、と使い分けるとわかりやすいです。

季節の和菓子も出町ふたばの魅力

出町ふたばの店頭に並ぶ季節の和菓子をイメージした写真

出町ふたばへ本店まで足を運ぶメリットの一つが、名代豆餅以外の商品も見られることです。

季節によって、桜餅、水無月、栗を使った餅菓子など、京都の歳時記に合わせた和菓子が店頭に並ぶ時期があります。

ただし、季節商品は毎年同じ期間・同じ内容で販売されるとは限りません。

「○月○日なら必ず買える」と考えず、実際の店頭商品を楽しむのがおすすめです。

春は桜の季節の和菓子

出町ふたば周辺には鴨川があり、春は散策と和菓子を組み合わせやすい時期です。

名代豆餅だけでなく、春らしい商品が並んでいれば一緒に選ぶ楽しみがあります。

初夏は水無月

京都では6月30日の「夏越の祓」に水無月を食べる習慣があります。

出町ふたばでも、水無月が店頭に並ぶ時期があります。

京都で水無月を食べる意味については、京都で夏越の祓に水無月を食べる理由とは?神事作法と簡単レシピで詳しく紹介しています。

秋は栗を使った餅菓子も注目される

秋には栗を使った商品が注目されます。

名代豆餅だけを目的に訪れても、季節商品を見ることで京都の和菓子が季節と密接に結びついていることがわかります。

季節商品について

販売時期、価格、商品名、数量は年によって変わる場合があります。目当ての商品がある場合は、訪問前に本店へ確認してください。

出町ふたば本店の営業時間・定休日・基本情報

2026年3月時点で確認できる出町ふたば本店の主な店舗情報を整理します。

店名 出町ふたば
創業 1899年(明治32年)
住所 京都府京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
電話 075-231-1658
営業時間 8:30~17:30
定休日 火曜日・第4水曜日
名代豆餅の本店価格 1個240円(2026年3月確認)
最寄り駅 京阪「出町柳」駅
消費期限 製造日当日中

営業時間・定休日・価格は変更される場合があります。

遠方から本店を目的に訪れる場合は、営業日を事前に確認しておくと安心です。

出町柳駅から本店へのアクセス

出町ふたば本店は、京阪「出町柳」駅から徒歩圏内です。

駅を出て鴨川・高野川周辺から河合橋、出町橋方面へ進み、河原町今出川を越えて出町商店街側へ向かいます。

徒歩の目安は約7分です。

市バスを利用する場合は「河原町今出川」周辺が便利です。

本店で買ったら鴨川散策と組み合わせやすい

出町ふたばには、一般的なカフェのようなイートインスペースはありません。

購入後、その日のうちに食べたい場合は、出町柳周辺を散策しながら楽しむ方法があります。

近くには、

  • 鴨川デルタ
  • 出町桝形商店街
  • 下鴨神社
  • 京都御苑

などがあります。

屋外で食べる場合は、包装やゴミを必ず持ち帰り、周囲の利用者にも配慮してください。

鴨川周辺で食べる場合

  • ゴミは必ず持ち帰る
  • 鳥に食べ物を狙われないよう注意する
  • 夏は長時間持ち歩かず早めに食べる
  • 歩きながらではなく安全な場所で食べる

出町ふたばから広がった「暖簾分け」の文化

出町ふたばの歴史で、もう一つ注目したいのが暖簾分けです。

現在、京都には「ふたば」の名を持つ別の和菓子店があります。

ただし、出町ふたばの支店という意味ではありません。

修業を経て暖簾分けされた、独立した店です。

稲荷ふたば

伏見稲荷大社近くの「稲荷ふたば」は、京都市の地域観光情報で、1933年に出町ふたば初代から暖簾分けした店として紹介されています。

伏見稲荷大社観光と組み合わせやすい場所にあります。

七条ふたば

七条大宮周辺の「七条ふたば」も、先代が出町ふたばで修業し、腕を認められて暖簾分けした店と地元商店街から紹介されています。

西本願寺や梅小路方面を訪れる場合に立ち寄りやすい場所です。

暖簾分け店について

稲荷ふたば・七条ふたばは、現在の出町ふたば本店そのものではありません。商品構成、価格、営業時間、味づくりはそれぞれの店で異なります。「出町ふたば本店の名代豆餅」を目的にする場合は、本店または正規販売先を利用してください。

一方で、暖簾分けを通じて職人や商いの考え方が別の土地へ受け継がれていくことも、京都の老舗文化の一つです。

澤屋・一文字屋和輔・阿闍梨餅との違い

京都には、出町ふたば以外にも、その土地と強く結びついた餅菓子や和菓子があります。

違いを整理すると、名代豆餅がどんな場面に向いているのかがわかりやすくなります。

名物 特徴 向いている楽しみ方
出町ふたば 名代豆餅 赤えんどう豆・餅・こし餡。製造日当日中 出町柳散策、当日のおやつ・手土産
粟餅所・澤屋 北野天満宮門前の粟餅。こしあん・きな粉 北野天満宮参拝と出来立ての粟餅
一文字屋和輔 今宮神社門前。炭火で焼き白味噌だれを付けるあぶり餅 今宮神社参拝と門前茶屋体験
阿闍梨餅 もっちりした生地と粒餡。豆餅より日持ちする 京都駅や百貨店で買う京都土産

北野の門前菓子については、粟餅所・澤屋とは?北野天満宮の門前で340年続く粟餅一筋の老舗文化をご覧ください。

今宮神社のあぶり餅については、一文字屋和輔とは?今宮神社門前で1000年続くあぶり餅と老舗文化で詳しく紹介しています。

出町ふたばの企業文化|販路を広げても「当日の豆餅」を変えない

企業文化という視点で出町ふたばを見ると、これまで紹介してきた京都老舗とはまた違った「伝統の続け方」が見えてきます。

一文字屋和輔は、今宮神社門前であぶり餅と参詣道の茶店文化を守っています。

粟餅所・澤屋は、北野で粟餅一筋の商いを13代続けています。

阿闍梨餅本舗 満月は、扱う菓子を4種類に絞ることで品質へ集中しています。

亀屋良長は、伝統技術を土台に新しい商品やブランドへ積極的に広げています。

出町ふたばの場合は、少し違います。

名代豆餅という中心商品を守りながら、「どこで買えるか」を時代に合わせて広げているのです。

始まりから「変化」を受け入れた老舗

出町ふたばの名代豆餅は、初代の故郷である加賀の豆餅をそのまま京都へ持ってきたものではありません。

こし餡を加え、京都の人に受け入れられる菓子へ変えました。

出町ふたばの歴史は、最初から「守るだけ」ではなく、「変えること」から始まっています。

庶民の日常菓子という原点を失わない

名代豆餅は、もともと特別な日の贈答菓子ではなく、地域で暮らす人が日常的に食べる菓子でした。

現在は全国から人が訪れる京都銘菓になっても、商品そのものは派手な高級菓子へ大きく変化していません。

餅、赤えんどう豆、こし餡。

シンプルな豆餅が現在も中心です。

百貨店・京都駅へ販路を広げる

一方、販売方法は創業時のままではありません。

現在は、

  • 出町の本店
  • ジェイアール京都伊勢丹
  • 京都高島屋
  • 京都駅の一部売店

などで名代豆餅を買える機会があります。

つまり、顧客が本店へ行く方法だけにこだわらず、現代の旅行動線へ合わせて販売場所を広げています。

それでも「日持ちする豆餅」には変えない

ここが出町ふたばで特に興味深いところです。

販路を増やすなら、一般的には賞味期限を延ばしたくなります。

日持ちすれば全国発送しやすくなり、在庫管理もしやすくなります。

しかし、2026年現在も正規販売情報に記載されている名代豆餅の消費期限は製造日当日中です。

販売場所を増やすために、名代豆餅を長期保存商品へ変えてはいません。

商品そのものを流通に合わせるのではなく、商品のおいしさを保てる範囲で流通側を工夫する。

ジェイアール京都伊勢丹の予約販売や、京都駅で曜日を限定して入荷する仕組みは、その代表例と見ることができます。

京都の老舗 伝統の続け方
出町ふたば 豆餅の品質は守りながら、百貨店・京都駅へ販売場所を広げる
一文字屋和輔 今宮神社門前であぶり餅・建物・参道文化を継承
粟餅所・澤屋 北野で粟餅一筋、搗きたて・当日限りを13代継承
阿闍梨餅本舗 満月 商品を4種類に絞り品質へ集中
亀屋良長 伝統を土台に商品・技法・ブランドを広げる

出町ふたばから学べる「変えるもの・変えないもの」

出町ふたばの120年以上の歴史から見えてくるのは、老舗がすべてを昔のままにする必要はないということです。

変えてきたものがあります。

  • 加賀の豆餅にこし餡を加えた
  • 製造に機械も取り入れた
  • 百貨店でも販売するようになった
  • 京都駅でも購入できるようになった
  • オンライン予約という新しい買い方にも対応した

一方、変えすぎていないものがあります。

  • 名代豆餅という看板商品
  • 餅・赤えんどう豆・こし餡という構成
  • 餅のおいしさを重視すること
  • 作った日のうちに味わう商品であること

企業が長く続くためには、何も変えないことでも、何でも変えることでもありません。

「変えてよいもの」と「守るべきもの」を分けること。

出町ふたばは、その判断を積み重ねてきた老舗の一例といえるでしょう。

よくある質問

出町ふたばは何年創業ですか?

1899年(明治32年)創業です。初代は石川県小松市から京都へ移り、故郷の豆餅をもとに、こし餡を包んだ現在の名代豆餅につながる菓子を作りました。

出町ふたばの名代豆餅はいくらですか?

2026年3月に公開された本店情報では、1個240円です。百貨店や京都駅では包装・販売形態が異なり、1個あたりの価格も異なります。

出町ふたばの営業時間は?

2026年3月時点では8:30~17:30です。定休日は火曜日・第4水曜日と案内されています。

出町ふたばの行列は何分待ちですか?

日によって異なるため、固定した待ち時間は案内できません。行列をできるだけ避けたい場合は、8:30の開店に近い時間帯を検討する方法があります。

出町ふたばは予約できますか?

第三者店舗情報では予約可とされていますが、現在の詳細な予約条件を示す公式ページは確認しにくいため、本店(075-231-1658)へ直接確認してください。

名代豆餅の日持ちは?

正規販売情報では、常温で製造日当日中です。翌日に渡すお土産には向きません。

名代豆餅を冷凍してもいいですか?

インターネットでは冷凍方法が紹介されることがありますが、出町ふたばや正規販売元が推奨する保存方法として確認できるものではありません。本記事では製造日当日中に食べることをおすすめします。

京都駅で出町ふたばの豆餅を買えますか?

買える機会があります。ジェイアール京都伊勢丹では予約優先販売があり、京都駅の一部PLUSTAなどでも曜日限定で3個入りが販売されています。

京都駅で確実に買う方法は?

確実性を重視するなら、ジェイアール京都伊勢丹の事前予約がおすすめです。駅売店は数量限定で、売り切れや入荷休止の場合があります。

京都高島屋でも買えますか?

はい。地下1階「銘菓百選」で販売されています。2026年の案内では11:00~と14:00~の2回。事前予約はWEB予約のみです。

出町ふたばの豆餅には何の豆を使っていますか?

赤えんどう豆です。京都市の紹介では、北海道・美瑛や富良野などの契約農家から選別した豆を使用しています。

もち米は何を使っていますか?

滋賀県産の羽二重もち米を使っています。

稲荷ふたばは出町ふたばの支店ですか?

現在の出町ふたば本店の支店ではありません。1933年に出町ふたば初代から暖簾分けした店と紹介されています。

まとめ|出町ふたばは「当日の豆餅」を守りながら販路を広げた京都の老舗

出町ふたばは、1899年に京都・出町で創業した和菓子店です。

現在の看板商品は「名代豆餅」。

滋賀県産の羽二重もち米、北海道産の赤えんどう豆、十勝産の小豆から作るこし餡を組み合わせています。

しかし、出町ふたばの歴史を知ると、この豆餅が単に昔から同じものを作り続けた商品ではないことがわかります。

初代は石川県小松市から京都へ移り、故郷で親しまれていた豆入りの餅に、京都でこし餡を加えました。

出町ふたばの伝統は「変えなかったこと」ではなく、「京都で喜ばれる形へ変えたこと」から始まっています。

その後、名代豆餅は出町の日常のおやつとして親しまれ、大原女や学生など地域で暮らす人々に食べられてきました。

やがて口コミや評判が広がり、現在では遠方から人が訪れる京都の代表的な和菓子になりました。

販売方法も変わりました。

現在では本店だけでなく、ジェイアール京都伊勢丹、京都高島屋、京都駅の一部売店などで購入できる機会があります。

予約もオンラインでできる時代です。

それでも、名代豆餅自体を流通に合わせて長期保存商品へ変えてはいません。

2026年現在も、正規販売情報に記載されている消費期限は製造日当日中です。

販路は変える。

製造方法には機械も取り入れる。

予約方法も変える。

しかし、豆餅のおいしさを優先する部分は変えすぎない。

この「変えるものと、変えないものの選択」が、出町ふたばの老舗文化です。

本店へ行くなら、行列だけを目的にするのではなく、ぜひ出町という街にも目を向けてみてください。

鴨川、商店街、住宅、大学。

観光地だけではない京都の日常が残る場所で、名代豆餅は120年以上育ってきました。

その背景を知ってから食べると、塩気のある赤えんどう豆と、やわらかな餅、こし餡の一つひとつが、少し違って見えてくるはずです。

出町ふたばで失敗しない最終チェック

  • 1899年創業・現在4代目
  • 名代豆餅は加賀の豆餅を京都向けに発展させて誕生
  • 本店価格は2026年3月確認で1個240円
  • 本店営業時間は8:30~17:30
  • 定休日は火曜日・第4水曜日
  • 行列時間は日によって異なる
  • 行列を避けたいなら開店に近い時間を検討
  • 消費期限は製造日当日中
  • 京都駅ならジェイアール京都伊勢丹の予約が便利
  • 京都高島屋はWEB予約に対応
  • 京都駅売店は販売曜日・店舗を確認
  • 冷凍保存ではなく、まず当日中に食べることを優先
訪問・購入前に最新情報をご確認ください

出町ふたば本店の営業時間、定休日、価格、予約受付、季節商品、百貨店での販売日・受取時間、京都駅売店での取扱店舗・曜日などは変更される場合があります。本店や各百貨店・駅売店の最新案内を確認してから利用してください。

情報確認日

この記事は2026年9月1日時点で確認できる京都市の観光情報、出町ふたばに関する取材情報、ジェイアール京都伊勢丹、京都高島屋、JR東海リテイリング・プラスなどの公開情報をもとに更新しています。

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