こんにちは。日本文化ラボ(Nippon Culture Lab)運営者の「samuraiyan(さむらいやん)」です。
京都で本格的なわらび餅を味わいたいとき、候補に入れておきたいのが下鴨の「茶寮 宝泉」です。
築100年以上の数寄屋造りのお座敷で枯山水を眺めながら、希少な国産本わらび粉を使ったわらび餅や、丹波大納言小豆を生かした甘味を楽しめます。
ただし、茶寮 宝泉には初めて訪れる人が間違えやすいポイントがあります。
席の予約はできません。わらび餅は持ち帰りできません。そしてJR京都駅の「宝泉 京都駅店」では、下鴨の茶寮 宝泉と同じわらび餅は提供されていません。
さらに、「賞味期限15分」「本わらび粉100%」などと紹介されることがありますが、公式情報ではそのような数値表現は確認できません。
茶寮 宝泉のわらび餅について正確に言えるのは、希少な国産本わらび粉を丹念に練り上げ、店内で味わう喫茶限定メニューであることです。
そして、茶寮 宝泉の魅力はわらび餅だけではありません。
運営する株式会社 宝泉堂は1947年に設立され、もともとは京半生菓子の小豆製品を卸販売する会社でした。その後、「直接お客様に本物の丹波大納言の味を届けたい」という思いから、1999年に「あずき処 宝泉堂」を構えています。
「和菓子の原点は素材にある」という考えのもと、店主自ら毎年丹波へ足を運び、丹波大納言小豆や丹波黒大豆を選ぶ。
この素材への姿勢が、茶寮 宝泉のわらび餅、ぜんざい、上生菓子、そして宝泉堂のお土産につながっています。
この記事では、茶寮 宝泉のわらび餅、予約、待ち時間、駐車場、子ども連れ、京都駅店との違い、宝泉堂の企業文化、お土産・通販まで、2026年9月時点で確認できる公式情報を中心に整理します。
- 茶寮 宝泉のわらび餅の特徴と現在の価格
- 「賞味期限15分」と言われる情報の正しい考え方
- 席の予約ができるかどうか
- 混雑・待ち時間をどう考えるべきか
- 駐車場の場所と台数
- 未就学児など子ども連れでの利用ルール
- 下鴨の茶寮 宝泉と京都駅店の違い
- 宝泉堂が卸売から直接販売へ進んだ歴史
- 「和菓子の原点は素材」という企業文化
- しぼり豆 丹波黒大寿や賀茂葵などのお土産
- 茶寮 宝泉とは?京都・下鴨の静かな甘味処
- 宝泉堂は1947年に始まった「小豆の卸」の会社
- 宝泉堂の企業文化は「和菓子の原点は素材」
- 茶寮 宝泉のわらび餅|2026年は1,500円
- 「賞味期限15分」は公式ルールではない
- 茶寮 宝泉の席は予約できない
- 築100年以上の数寄屋造りと枯山水も茶寮 宝泉の魅力
- わらび餅以外なら丹波大納言のぜんざいにも注目
- 茶寮 宝泉の営業時間・定休日・基本情報
- 駐車場は合計8台分|ただし2か所に分かれている
- 子ども連れは「立礼席1卓」のルールを確認
- 宝泉 京都駅店ではわらび餅は食べられない
- 宝泉堂 本店は「買う店」|喫茶はない
- お土産なら「しぼり豆 丹波黒大寿」「賀茂葵」
- 宝泉堂のオンラインショップ|発送には約3営業日
- 茶寮 宝泉と今西軒・阿闍梨餅の違い
- 茶寮 宝泉から見える「卸売から直接顧客へ」という企業文化
- よくある質問
- まとめ|茶寮 宝泉は「素材を直接届ける」宝泉堂の文化を味わう場所
茶寮 宝泉とは?京都・下鴨の静かな甘味処

茶寮 宝泉は、京都市左京区下鴨西高木町にある甘味処です。
公式サイトでは、築100年以上の数寄屋造りのお座敷で、枯山水を眺めながら、わらび餅、季節の生菓子、おぜんざいなどを楽しめる場所として紹介されています。
祇園や京都駅前のような観光エリアの中心ではなく、下鴨の住宅街にあることも特徴です。
短時間でさっと立ち寄るカフェというより、茶寮そのものを目的地にして、静かな時間を味わう店と考える方が合っています。
公式サイトでは、茶寮 宝泉のコンセプトを、昔ながらの静かな京都を訪れたような、寛いだ気持ちで京菓子を楽しめる場所としています。
- 京都・下鴨の住宅街にある
- 築100年以上の数寄屋造り
- 座敷から枯山水を眺められる
- わらび餅や季節の上生菓子を楽しめる
- 予約制ではなく当日来店するスタイル
宝泉堂は1947年に始まった「小豆の卸」の会社
茶寮 宝泉を理解するには、運営する株式会社 宝泉堂の歴史を知っておくとわかりやすくなります。
宝泉堂公式サイトによると、1947年に先代が株式会社 宝泉堂を立ち上げました。
当初の中心事業は、京半生菓子に使う小豆製品の卸販売です。
つまり、現在のような甘味処から始まった会社ではありません。
長年、小豆を扱う卸の仕事を通して、和菓子の原料と向き合ってきた会社です。
1999年に「直接お客様へ届ける」商いへ
現在の代表取締役社長・古田泰久氏は、家業を継ぐための修業中、京菓子の菓匠から和菓子づくりを学び、とくに丹波大納言小豆について厳しく教えを受けたと公式サイトで語っています。
その経験を積む中で生まれたのが、
「直接お客様に本物の丹波大納言の味をお届けしたい」
という思いでした。
そして1999年9月、「あずき処 宝泉堂」を構えます。
卸売で培った原材料を見る力を、直接消費者へ届ける和菓子へつなげたわけです。
宝泉堂の企業文化は「和菓子の原点は素材」

宝泉堂の公式サイトには、企業文化を理解するうえで重要な言葉があります。
「宝泉堂の和菓子の原点は素材にあります。」
宝泉堂が主に使用しているのは、丹波黒大豆や丹波大納言小豆です。
丹波地方は昼夜の温度差があり、霧が多い地域で、古くから黒豆や小豆の産地として知られています。
宝泉堂では、仕入れを業者任せにするだけではありません。
毎年、店主自ら丹波地方へ出向き、使用する丹波大納言小豆や丹波黒大豆を選んでいると公式サイトで説明しています。
そのうえで、素材の味を生かすため、保存料や防腐剤、不必要な添加物を加えずに和菓子を作る方針を掲げています。
- 和菓子の原点を素材に置く
- 丹波大納言小豆・丹波黒大豆を重視する
- 店主自ら毎年産地へ出向く
- 選んだ素材を少しずつ菓子へ仕上げる
- 保存料・防腐剤・不必要な添加物を加えない
- 素材そのもののおいしさを引き出す
茶寮 宝泉でぜんざいや生菓子を味わうことは、単に人気の甘味を食べるだけではありません。
卸売から始まり、小豆を見る目を磨いてきた宝泉堂の素材哲学を、直接味わう体験でもあります。
茶寮 宝泉のわらび餅|2026年は1,500円

茶寮 宝泉の代表的な甘味が「わらび餅」です。
2026年に公開されている公式メニューでは、
わらび餅 1,500円(税込)
と案内されています。
公式メニューの説明は、
「稀少な国産本わらび粉を丹念に練り上げました」
というものです。
好みに応じて、沖縄・波照間産の黒蜜をかけて味わいます。
- 希少な国産本わらび粉を使用
- 2026年の公式掲載価格は1,500円
- 波照間産黒蜜を好みで合わせる
- 喫茶限定
- 持ち帰り不可
インターネット上では「本わらび粉100%」と紹介されることがありますが、現在の宝泉堂公式メニューでは「稀少な国産本わらび粉を使用」と案内されています。この記事では公式表現に合わせています。
「賞味期限15分」は公式ルールではない
茶寮 宝泉について検索すると、「わらび餅の賞味期限は15分」という表現を見ることがあります。
しかし、現在の公式サイトや公式メニューでは、「15分」という賞味期限は設定されていません。
そもそも、茶寮 宝泉のわらび餅は持ち帰り商品ではありません。
店内で提供され、その場で味わう喫茶メニューです。
そのため、日数で管理する一般的な手土産の「賞味期限」と同じ感覚で考える商品ではありません。
本わらび粉を使った繊細な食感を楽しむため、提供されたらその場で味わう。
これが最も自然な楽しみ方です。
- 「賞味期限15分」は公式設定ではない
- 持ち帰り用の商品ではない
- 喫茶で提供されたものをその場で味わう
- 京都駅店でも同じわらび餅は提供していない
茶寮 宝泉の席は予約できない
茶寮 宝泉は、席の予約を受け付けていません。
公式店舗情報にも、
「お席のご予約はお受けしておりません」
と明記されています。
したがって、旅行日の数週間前に席を押さえておくことはできません。
訪問当日に店舗へ行き、その日の案内に従って利用します。
待ち時間は「何分」と固定できない
待ち時間についても、決まった時間はありません。
曜日、季節、天候、観光シーズン、その日の来店人数によって変わります。
以前の記事では「1~2時間待ちになることも珍しくない」と断定していましたが、これは公式情報ではありません。
また、「10時なら必ず空いている」「14~16時は必ず混雑する」といった時間表も正確ではありません。
予約ができないため、待ち時間をできるだけ抑えたい場合は、営業時間の早い段階で訪れることを検討する程度に考えるのが安全です。
なお、宝泉堂は2026年8月の営業案内で、混雑状況によってはラストオーダーや閉店時間を早める場合があると案内しています。
- 席の事前予約はできない
- 待ち時間は日によって変わる
- 時間に余裕を持った日程にする
- 遅い時間の訪問では受付終了にも注意する
- 混雑状況は当日の店舗案内を優先する
築100年以上の数寄屋造りと枯山水も茶寮 宝泉の魅力

茶寮 宝泉では、甘味だけでなく空間も大切な要素になっています。
公式サイトによると、店舗は築100年以上の数寄屋造りです。
座敷からは枯山水の庭を眺めることができ、季節に応じて室礼も変わります。
上生菓子も作り置きではありません。
毎朝、その日の分を手作りしていると公式店舗情報で紹介されています。
季節の生菓子と室礼を一緒に楽しめる点は、茶寮 宝泉ならではです。
わらび餅以外なら丹波大納言のぜんざいにも注目
宝泉堂の素材へのこだわりを味わうなら、わらび餅以外の甘味にも目を向けたいところです。
2026年の公式メニューでは、丹波大納言小豆を使った「大納言小豆ぜんざい」や、希少な白小豆を使った「白小豆ぜんざい」などが掲載されています。
2026年1月版公式メニューでは、どちらも1,350円です。
大納言小豆ぜんざいは、丹波大納言小豆をやわらかく炊き、自家製の焼き餅を添えた甘味です。
白小豆ぜんざいは、生産量の少ない白小豆を使用しています。
ただし、茶寮 宝泉のメニューは季節や気温に応じて随時変更されます。
宝泉堂も、ホームページ掲載メニューと実際の店舗で変更時期に数日のずれが出る場合があると案内しています。
| メニュー例 | 特徴 |
|---|---|
| わらび餅 | 希少な国産本わらび粉を使用。持ち帰り不可 |
| 季節の上生菓子 | 毎朝その日の分を手作り |
| 大納言小豆ぜんざい | 丹波大納言小豆と自家製焼き餅 |
| 白小豆ぜんざい | 希少な白小豆を使ったぜんざい |
| 抹茶くず湯 | 吉野葛・抹茶・丹波大納言・白小豆を合わせる |
茶寮 宝泉の営業時間・定休日・基本情報
2026年9月時点で公式サイトに掲載されている基本情報は次のとおりです。
| 店名 | 茶寮 宝泉 |
| 住所 | 京都市左京区下鴨西高木町25 |
| 電話 | 075-712-1270 |
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| ラストオーダー | 16:30 |
| 定休日 | 水曜日・木曜日 |
| 予約 | 席予約不可 |
| わらび餅 | 喫茶限定・持ち帰り不可 |
| 駐車場 | 店舗横2台+西に数軒の向かい側6台分 |
営業時間・休業日は変更される場合があります。
特に年末年始や臨時営業日、混雑時は、公式サイトまたは電話で確認してください。
駐車場は合計8台分|ただし2か所に分かれている
茶寮 宝泉には公式駐車場があります。
ただし、「店舗横に8台」というわけではありません。
公式案内では、
- 店舗横:2台
- 店舗から西に数軒の向かい側:6台分
です。
合計8台分ですが、2か所に分かれています。
周辺は住宅街のため、公式サイトでも路上駐車をしないよう案内しています。
- 店舗横だけでなく別の6台分も確認する
- 満車を前提に時間に余裕を持つ
- 住宅前・道路への駐車はしない
- 観光シーズンは公共交通機関も検討する
子ども連れは「立礼席1卓」のルールを確認
茶寮 宝泉には、小さな子どもと一緒に訪れる際の利用ルールがあります。
公式サイトでは、
就学前(小学校未満)の子ども、または静かに座ることが難しい子どもの座敷での喫茶は遠慮してほしい
と案内しています。
その代わり、店舗内に専用の立礼席、つまりテーブル席が1卓設けられています。
以前の記事では「専用6席」としていましたが、現在公式に確認できるのは「1卓」です。
小さな子どもと訪れる場合は、席数が限られるため、訪問前に店舗へ確認すると安心です。
宝泉 京都駅店ではわらび餅は食べられない
宝泉堂には、京都駅新幹線改札内に「宝泉 京都駅店」があります。
京都駅店では、下鴨の茶寮 宝泉で毎朝作る生菓子や季節の甘味、手淹れのコーヒーなどを楽しめます。
2020年夏にリニューアルオープンしており、お土産の購入にも利用できます。
しかし、重要なのがわらび餅です。
京都駅店では、下鴨の茶寮 宝泉のわらび餅は食べられません。
宝泉堂公式サイトにも明記されています。
| 店舗 | 主な利用目的 | わらび餅 |
|---|---|---|
| 茶寮 宝泉 | 庭を眺めながら甘味を楽しむ | あり |
| 宝泉堂 本店 | 和菓子の購入・贈答品 | 喫茶なし |
| 宝泉 京都駅店 | 生菓子・季節甘味・お土産 | なし |
京都駅店の営業時間
2026年9月時点の公式情報では、宝泉 京都駅店は年中無休です。
物販は平日9:00~19:00、土日祝9:00~20:00。
喫茶は曜日を問わず10:00~18:00で、ラストオーダーは17:45です。
新幹線改札内の店舗なので、利用時には乗車・改札条件にも注意してください。
宝泉堂 本店は「買う店」|喫茶はない
茶寮 宝泉から二筋東には「宝泉堂 本店」があります。
こちらは喫茶店ではありません。
本店に隣接する工場で、宝泉堂の商品を製造・包装し、自宅用や進物用の和菓子を販売しています。
自宅用なら1個から、進物箱は希望に応じて詰め合わせてもらえます。
2026年9月時点の公式情報では、
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:日曜・祝日
- 住所:京都市左京区下鴨膳部町21
- 電話:075-781-1051
です。
お土産なら「しぼり豆 丹波黒大寿」「賀茂葵」

わらび餅は持ち帰れませんが、宝泉堂にはお土産向けの代表銘菓があります。
しぼり豆 丹波黒大寿
宝泉堂を代表する商品の一つが「しぼり豆 丹波黒大寿」です。
丹波黒大豆の中から高品質で大粒のものを選び、ゆっくり炊き上げ、ほんのりした甘さと黒豆の風味を生かして仕上げています。
宝泉堂の「素材そのものを味わう」という考え方がわかりやすい商品です。
賀茂葵
「賀茂葵」は、葵祭にちなむ菓子です。
葵の文様を、丹波大納言小豆を使って京都らしい菓子へ仕立てています。
下鴨という土地と京都の祭礼文化を感じられる銘菓です。
千代木・京しぐれなどもある
このほか、松の葉を表現した焼き菓子「千代木」や、夏季限定の「京しぐれ」、期間限定の「賀茂栗」「賀茂黒」などがあります。
販売商品は季節によって変わるため、贈答用の商品を探す場合は公式オンラインショップの現在の商品を確認するとよいでしょう。
宝泉堂のオンラインショップ|発送には約3営業日
宝泉堂には公式オンラインショップがあります。
自宅用・贈答用の和菓子を注文できます。
公式店舗案内では、
発送まで3営業日ほど時間がかかる
と案内しています。
贈り物で利用する場合は、直前ではなく余裕を持って注文するのがおすすめです。
- 発送まで3営業日ほどかかる
- 季節商品は販売期間を確認する
- 商品ごとの賞味期限を確認する
- 贈答の場合は相手の受取日も確認する
茶寮 宝泉と今西軒・阿闍梨餅の違い
京都の和菓子店は、それぞれ利用目的が異なります。
| 店 | 代表的な楽しみ | 向いている人 |
|---|---|---|
| 茶寮 宝泉 | 下鴨で出来立てのわらび餅や甘味を味わう | その場所での体験を重視する人 |
| 今西軒 | 3種類のおはぎ | 京都滞在中に当日食べたい人 |
| 阿闍梨餅本舗 満月 | 阿闍梨餅 | 京都土産・手土産として持ち帰りたい人 |
今西軒については、今西軒とは?おはぎの予約・売り切れ・行列と老舗再興の物語で詳しく紹介しています。
阿闍梨餅については、阿闍梨餅本舗 満月とは?日持ち・店舗・買い方と4種類に絞る老舗文化をご覧ください。
京都の和菓子全体を比較したい場合は、京都の和菓子とは?歴史・季節・老舗・甘味処をわかりやすく解説も参考になります。
茶寮 宝泉から見える「卸売から直接顧客へ」という企業文化
茶寮 宝泉を企業文化の視点から見ると、わらび餅以上に興味深い部分があります。
宝泉堂は、1947年に小豆製品の卸会社として始まりました。
長年、和菓子店などへ素材や半生菓子を届ける側だった会社です。
しかし、現在の代表が修業を通して丹波大納言小豆の価値を深く学び、
「直接お客様に本物の丹波大納言の味を届けたい」
と考えるようになります。
その結果、1999年に「あずき処 宝泉堂」を構え、消費者へ直接届ける事業へ進みました。
これは、単なる新店舗開業ではありません。
卸売で培った素材を見る力を、自社ブランドとして直接伝える経営へ転換したと見ることができます。
- 1947年に小豆製品の卸から始まる
- 丹波大納言を扱う技術と知識を蓄積
- 1999年に直接販売へ進出
- 原点を「素材」に置く
- 店主自身が産地へ赴く
- 保存料・防腐剤に頼らず素材を生かす
- 本店・茶寮・京都駅店・オンラインへ接点を広げる
今西軒が「一度途絶えた家業を再興して味を次代へつなぐ」企業文化、満月が「商品数を増やさず少品種・高品質を貫く」企業文化だとすれば、宝泉堂は、
「素材の専門家としての卸売の経験を、直接顧客へ届けるブランドへ変えた会社」
と整理できます。
茶寮 宝泉という静かな空間は、その企業文化を最も直接的に体験できる場所なのです。
よくある質問
茶寮 宝泉のわらび餅はいくらですか?
2026年の公式メニューでは1,500円です。季節や価格改定で変更される場合があるため、訪問時は最新メニューを確認してください。
茶寮 宝泉のわらび餅は本わらび粉100%ですか?
現在の公式メニューでは「稀少な国産本わらび粉を使用」と案内されています。「100%」という表記は確認できないため、本記事では断定していません。
わらび餅の賞味期限は15分ですか?
公式には「15分」という賞味期限は設定されていません。わらび餅は持ち帰り不可の喫茶限定メニューなので、提供されたものをその場で楽しむ商品です。
茶寮 宝泉のわらび餅は持ち帰れますか?
持ち帰れません。公式サイトでも、わらび餅は喫茶メニューのため持ち帰り不可と案内されています。
茶寮 宝泉は予約できますか?
席の予約はできません。公式サイトに「お席のご予約はお受けしておりません」と明記されています。
待ち時間はどれくらいですか?
固定された待ち時間はありません。曜日・季節・時間帯・当日の混雑状況で変わります。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
営業時間と定休日は?
2026年9月時点では10:00~17:00、ラストオーダー16:30、水曜・木曜定休です。変更される場合があるため、訪問前に公式情報を確認してください。
駐車場はありますか?
あります。店舗横2台と、店舗から西に数軒の向かい側6台分の合計8台分です。路上駐車は禁止されています。
小さな子どもと利用できますか?
就学前の子どもや静かに座れない子どもの座敷利用は遠慮するよう案内されています。店内には専用の立礼席が1卓あります。
京都駅店でわらび餅は食べられますか?
食べられません。京都駅店では下鴨の茶寮 宝泉で作る生菓子や季節の甘味を楽しめますが、わらび餅は下鴨の茶寮 宝泉限定です。
宝泉堂 本店には喫茶がありますか?
ありません。本店は和菓子の販売店です。喫茶を利用する場合は二筋東の茶寮 宝泉へ向かいます。
宝泉堂のお菓子は通販できますか?
公式オンラインショップがあります。公式案内では発送まで3営業日ほどかかるため、余裕を持った注文がおすすめです。
まとめ|茶寮 宝泉は「素材を直接届ける」宝泉堂の文化を味わう場所
茶寮 宝泉は、京都・下鴨にある甘味処です。
築100年以上の数寄屋造りのお座敷で枯山水を眺めながら、わらび餅や季節の上生菓子、ぜんざいなどを楽しめます。
名物のわらび餅は、希少な国産本わらび粉を丹念に練り上げた喫茶限定メニューで、2026年の公式掲載価格は1,500円です。
ただし、持ち帰りはできません。
席の予約も受け付けていないため、訪問当日の案内に従います。
駐車場は店舗横2台と別区画6台分。未就学児などの座敷利用には制限があり、専用の立礼席が1卓設けられています。
また、京都駅の「宝泉 京都駅店」でも、同じわらび餅は提供されていません。
そして、茶寮 宝泉をより深く理解するうえで重要なのが、宝泉堂の歴史です。
株式会社 宝泉堂は1947年に設立され、もともとは京半生菓子の小豆製品を卸販売する会社でした。
その後、家業を継ぐ修業を通して丹波大納言の価値を学んだ現代表が、
「直接お客様に本物の丹波大納言の味を届けたい」
と考え、1999年に「あずき処 宝泉堂」を開きました。
現在も宝泉堂は、
「和菓子の原点は素材にある」
という考えを掲げています。
毎年店主自身が丹波へ出向き、丹波大納言小豆や丹波黒大豆を選び、素材の味を引き出す菓子づくりを続けています。
茶寮 宝泉のわらび餅は、その企業文化を最もわかりやすく味わえる一品です。
京都旅行で訪れるなら、「賞味期限15分」という話題性だけを目的にするのではなく、下鴨の空間、素材への考え方、卸売から直接顧客へと広がった宝泉堂の歩みにも注目してみてください。
一皿の甘味の向こう側に、京都の和菓子企業が長年育ててきた素材への姿勢が見えてきます。
茶寮 宝泉の営業時間、定休日、メニュー、価格、ラストオーダー、駐車場、京都駅店の営業時間などは変更される場合があります。訪問前にはあずき処 宝泉堂 公式サイトおよび公式店舗案内をご確認ください。
この記事は2026年9月1日時点で確認できる宝泉堂公式サイト、公式店舗案内、2026年公式メニュー、営業案内をもとに更新しています。

