京都の有名企業を「企業規模・知名度・産業への影響力・京都本社性」から総合的にランキングします。京都には、任天堂・京セラ・村田製作所・ニデック・オムロン・島津製作所・SCREENホールディングスなど、国内外で活躍する企業が数多くあります。この記事では、単純な売上高だけではなく、企業規模、一般的な知名度、世界・国内産業への影響力、京都との結びつきを総合して、京都の代表企業TOP30を整理しました。
売上ランキング、上場企業一覧、年収ランキングとは役割を分け、「京都にはどんな有名企業があるのか」を知るための入口としてまとめています。
こんにちは。日本文化ラボ(Nippon Culture Lab)、運営者の「samuraiyan(さむらいやん)」です。
京都と聞くと、寺社仏閣、祇園、嵐山、和菓子、京料理、伝統工芸などを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、企業という視点から京都を見ると、まったく違う姿が見えてきます。
任天堂。
京セラ。
村田製作所。
ニデック。
オムロン。
ローム。
島津製作所。
SCREENホールディングス。
こうした企業が京都に本社・本店を置き、世界市場で事業を展開しています。

さらに、京都の企業は電子部品や半導体だけではありません。
- ゲーム・エンターテインメント
- 物流
- 化学
- 医薬品
- 食品・酒類
- 金融
- アパレル
- 外食
- 教育・介護
- 産業機械
など、事業分野は非常に多様です。
ただし「京都企業ランキング」には、一つの絶対的な順位があるわけではありません。
売上高で並べれば売上ランキング。
平均年収で並べれば年収ランキング。
時価総額なら株式市場から見たランキング。
一般消費者への認知度なら知名度ランキング。
それぞれ順位は変わります。
そこで本記事では、単一指標で順位を決めるのではなく、
- 企業・グループとしての規模
- 一般消費者を含む知名度
- 世界・国内産業への影響力
- 京都に本社・本店を置く企業としての象徴性
を横断して評価する日本文化ラボ独自の総合ランキングとしています。
ランキングについて本ランキングは公的機関が発表した順位ではありません。企業規模・知名度・産業への影響力・京都との結びつきをもとに、日本文化ラボが企業研究用に独自整理したものです。
売上高だけで順位を決めたものではなく、企業の優劣、投資価値、就職先としての優劣を示すものでもありません。
- 京都企業ランキングTOP30
- 1位 任天堂|知名度と世界ブランドで京都を象徴
- 2位 京セラ|技術と経営思想の両方で知られる
- 3位 村田製作所|見えない電子部品で世界を支える
- 4位 ニデック|モーターを核に巨大企業へ成長
- 5位 オムロン|FAと社会課題をつなぐ京都企業
- 6位 SGホールディングス|京都発の巨大物流グループ
- 7位 SCREENホールディングス|半導体製造の裏側を支える
- 8位 島津製作所|明治から続く科学技術企業
- 9位 ローム|半導体産業を支える京都企業
- 10位 GSユアサ|京都の電池技術を代表する企業
- 11~20位|非上場企業や生活に近い企業も強い
- 21~30位|専門分野で存在感を持つ京都企業
- 売上ランキングと総合ランキングはなぜ違う?
- 京都の上場企業だけを見るなら別記事が便利
- 「本社所在地」に注意|京都企業の定義は一つではない
- 知名度だけで並べると順位はさらに変わる
- 京都企業が強い理由はランキングだけでは説明できない
- 就職・転職でランキングを見るときの注意
- 平均年収を比較するなら専用ランキングへ
- 株式投資ではランキング順位を使わない
- 京都企業を本社エリアで見る
- よくある質問
- 京都企業関連記事
- まとめ|京都企業ランキングは「何を基準に見るか」が重要
京都企業ランキングTOP30
まず結論から、京都を代表する企業30社を一覧で見てみましょう。
原則として企業グループは親会社・代表会社1社でカウントしています。
そのため、任天堂と任天堂販売、オムロンとオムロンヘルスケアなどを別々に順位付けすることはしていません。
| 順位 | 企業名 | 上場 | 本社・主要本社所在地 | 主な事業 | 総合評価のポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 任天堂 | 東証プライム | 京都市南区 | ゲーム・IP | 世界的知名度、IP資産、収益力、京都を代表するブランド性 |
| 2位 | 京セラ | 東証プライム | 京都市伏見区 | 電子部品・セラミックス | 2兆円規模の事業と幅広い技術、アメーバ経営でも高い知名度 |
| 3位 | 村田製作所 | 東証プライム | 長岡京市 | 電子部品 | 電子部品で世界的競争力を持つ京都BtoB企業の代表格 |
| 4位 | ニデック | 東証プライム | 京都市南区 | モーター・機器装置 | モーターを核に世界展開する大規模企業。企業改革の進捗にも注目 |
| 5位 | オムロン | 東証プライム | 京都市下京区 | 制御機器・ヘルスケア | FAとヘルスケアの双方で高い認知度を持つ京都発企業 |
| 6位 | SGホールディングス | 東証プライム | 京都市南区 | 物流 | 佐川急便を中核とし、売上規模と全国的なブランド力が大きい |
| 7位 | SCREENホールディングス | 東証プライム | 京都市上京区 | 半導体製造装置 | 世界の半導体製造を支える装置メーカーとして高い産業影響力 |
| 8位 | 島津製作所 | 東証プライム | 京都市中京区 | 分析計測・医療機器 | 150年以上の歴史と科学・医療を支える技術力 |
| 9位 | ローム | 東証プライム | 京都市右京区 | 半導体・電子部品 | パワー半導体などを展開する京都を代表する半導体企業 |
| 10位 | ジーエス・ユアサ コーポレーション | 東証プライム | 京都市南区 | 蓄電池・電源 | 自動車・産業・社会インフラを支える蓄電技術の存在感 |
| 11位 | 堀場製作所 | 東証プライム | 京都市南区 | 分析・計測機器 | 「おもしろおかしく」の企業文化と世界的な計測技術 |
| 12位 | 村田機械 | 非上場 | 京都市伏見区 | 産業機械・物流システム | 非上場ながら連結売上5,000億円規模の大型BtoB企業 |
| 13位 | ワコールホールディングス | 東証プライム | 京都市南区 | アパレル | 全国的ブランド認知度と長年蓄積した人間科学研究 |
| 14位 | 日本新薬 | 東証プライム | 京都市南区 | 医薬品 | 医薬品を中心に展開する京都を代表する製薬会社 |
| 15位 | 宝ホールディングス | 東証プライム | 京都市下京区 | 酒類・食品・バイオ | 伏見の酒文化から食品・バイオ・海外事業まで広がる企業グループ |
| 16位 | 京都フィナンシャルグループ | 東証プライム | 京都市下京区 | 金融 | 京都銀行を中核とし、京都・関西経済との結びつきが非常に強い |
| 17位 | イシダ | 非上場 | 京都市左京区 | 計量・包装・検査機器 | 非上場ながら世界100カ国以上で展開する計量包装機器企業 |
| 18位 | NISSHA | 東証プライム | 京都市中京区 | 産業資材・医療 | 印刷から医療・モビリティへ事業を変革してきた京都企業 |
| 19位 | 王将フードサービス | 東証プライム | 京都市山科区 | 外食 | 「餃子の王将」による全国的知名度が非常に高い |
| 20位 | ニチコン | 東証プライム | 京都市中京区 | コンデンサ・蓄電 | 電子部品に加え家庭用蓄電・EV関連でも事業を展開 |
| 21位 | TOWA | 東証プライム | 京都市南区 | 半導体製造装置 | 半導体モールディング装置で高い世界シェアを持つ専門企業 |
| 22位 | 三洋化成工業 | 東証プライム | 京都市東山区 | 機能化学品 | 界面制御技術を核に幅広い産業へ機能化学品を供給 |
| 23位 | グンゼ | 東証プライム | 綾部市・大阪市 | 機能材料・医療・アパレル | 京都府綾部市に創業・登記上の本店と本社機能を持つ老舗企業 |
| 24位 | マクセル | 東証プライム | 大山崎町・東京都港区 | 電池・機能材料 | 京都・東京の2本社体制。電池や機能性材料で長い技術蓄積 |
| 25位 | 第一工業製薬 | 東証プライム | 京都市南区ほか | 機能化学品 | 「研究努力」を原点に電子・情報材料などへ技術を展開 |
| 26位 | たけびし | 東証プライム | 京都市右京区 | 技術商社 | FA・半導体・社会インフラをつなぐ京都発の技術商社 |
| 27位 | サンコール | 東証スタンダード | 京都市右京区 | 精密部品 | 精密塑性加工を核に自動車・EV・光通信へ技術を展開 |
| 28位 | サムコ | 東証プライム | 京都市伏見区 | 半導体製造装置 | 化合物半導体などの製造工程を支える専門装置メーカー |
| 29位 | 京進 | 東証スタンダード | 京都市下京区 | 教育・保育・介護 | 学習塾から「一生支援企業」へ事業領域を広げる京都企業 |
| 30位 | 月桂冠 | 非上場 | 京都市伏見区 | 酒類 | 1637年創業。京都・伏見の酒文化を代表する全国ブランド |
今回のTOP30で変えたポイント旧記事では任天堂販売、オムロンヘルスケア、島津メディカルシステムズなど、すでに親会社を掲載しているグループ会社も別順位になっていました。
今回は企業グループを重複カウントしないよう整理し、その代わりTOWA、NISSHA、三洋化成工業、第一工業製薬、たけびし、サンコール、京進など、京都を理解するうえで重要な独立企業を追加しています。
1位 任天堂|知名度と世界ブランドで京都を象徴
総合1位は任天堂です。
売上高だけで京都企業1位を決めているわけではありません。
任天堂を1位とした最大の理由は、
- 世界的な企業知名度
- マリオなどのIP資産
- ゲーム専用機とソフトを一体で開発する力
- 高い収益力
- 京都本社企業としての象徴性
を総合した結果です。
2025年にはNintendo Switch 2を発売し、ゲーム機だけでなく、映画、テーマパーク、Nintendo MuseumなどへIPとの接点を広げています。
企業文化については、任天堂の企業文化・Nintendo DNA・IP戦略で詳しく紹介しています。
2位 京セラ|技術と経営思想の両方で知られる
京セラは京都市伏見区に本社を置く世界企業です。
ファインセラミックスを原点として、電子部品、半導体関連部品、機械工具など幅広い事業へ展開してきました。
もう一つの大きな特徴が、創業者・稲盛和夫氏が築いた経営思想です。
「京セラフィロソフィー」や「アメーバ経営」は、京セラだけでなく日本企業の経営研究でも広く知られています。
企業文化と事業の両面は、京セラとは?強み・アメーバ経営・年収・将来性で解説しています。
3位 村田製作所|見えない電子部品で世界を支える
村田製作所は京都府長岡京市に本社を置く電子部品メーカーです。
2026年3月期の売上収益は約1兆8,309億円。
特に積層セラミックコンデンサをはじめとする電子部品で高い競争力があります。
スマートフォンだけでなく、AIサーバー、モビリティ、通信などへ需要領域が広がっています。
一般消費者が「村田製作所の商品」を直接購入する機会は多くありません。
しかし、社会で使われる電子機器の内部へ部品を供給する典型的な京都BtoB企業です。
詳しくは、村田製作所とは?強み・MLCC・年収・将来性をご覧ください。
4位 ニデック|モーターを核に巨大企業へ成長
ニデックは1973年に京都で創業したモーターメーカーです。
精密小型モーターから始まり、現在は車載、家電、産業用モーター、機器装置など広い領域を持っています。
短期間で世界規模の企業へ成長したことは、京都企業史の中でも特徴的です。
一方、2025~2026年には会計・品質・ガバナンスに関する問題を受け、企業改革・再生を進めています。
そのため現在は、過去の成長力だけでなく、企業文化をどのように再構築するかも重要な評価ポイントです。
詳しくは、ニデックの企業文化・三大精神・企業改革で整理しています。
5位 オムロン|FAと社会課題をつなぐ京都企業
オムロンは京都発の制御機器メーカーです。
一般家庭では血圧計などのヘルスケア製品で知られていますが、事業の重要な柱は工場自動化を支える制御機器です。
オムロンを特徴づけるのが「SINIC理論」。
未来社会を予測し、そこから必要となる技術や社会課題を考える独自の未来予測理論です。
オムロンの強み・SINIC理論・企業文化も参考になります。
6位 SGホールディングス|京都発の巨大物流グループ
SGホールディングスは佐川急便を中核とする物流グループです。
2026年3月期の営業収益は約1兆6,447億円。
京都企業というと製造業を想像しがちですが、売上規模という点ではSGホールディングスも京都を代表する巨大企業です。
EC市場、企業物流、国際物流など、日本経済の物流基盤を支えています。
7位 SCREENホールディングス|半導体製造の裏側を支える
SCREENホールディングスは、半導体製造装置を中心に世界展開する京都企業です。
一般消費者からは見えにくい会社ですが、半導体産業では重要な存在です。
特に洗浄装置分野で高い競争力を持っています。
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企業文化では、独自の問題解決・発想法である「思考展開」も特徴です。
SCREENホールディングスの企業文化・思考展開で詳しく紹介しています。
8位 島津製作所|明治から続く科学技術企業
島津製作所は1875年創業。
分析計測機器、医用機器、産業機器、航空機器などを展開しています。
2025年には創業150周年を迎えました。
京都の伝統産業とは異なる形ですが、長期にわたり技術を蓄積し続けてきた「京都の老舗企業」と見ることもできます。
島津製作所の歴史・強み・将来性も参考になります。
9位 ローム|半導体産業を支える京都企業
ロームは京都市右京区に本社を置く半導体・電子部品メーカーです。
特に近年はSiCをはじめとするパワー半導体への投資を進めています。
EV、産業機器、電源などでは電力を効率よく制御する技術が重要になるため、パワー半導体は長期的な成長テーマです。
一方、巨額投資を行う事業でもあるため、需要と投資効率の両方を見る必要があります。
詳しくは、ロームとは?SiC・半導体の強み・年収・将来性をご覧ください。
10位 GSユアサ|京都の電池技術を代表する企業
ジーエス・ユアサ コーポレーションは、京都を代表する蓄電池企業グループです。
自動車用電池だけでなく、産業用電源、社会インフラ、航空・宇宙などにも事業を展開しています。
企業文化では、島津源蔵の「科学を実用に」と、湯浅七左衛門の「事業は人である」という2つの創業者精神も重要です。
GSユアサの企業文化・革新と成長で詳しく紹介しています。
11~20位|非上場企業や生活に近い企業も強い
TOP10は世界的な製造業が多くなりました。
しかし11位以下を見ると、京都企業の多様性がさらに分かります。
堀場製作所は分析・計測。
村田機械は産業機械・物流システム。
ワコールはアパレル。
日本新薬は医薬品。
宝ホールディングスは酒類・食品・バイオ。
京都フィナンシャルグループは金融。
イシダは計量・包装機器。
NISSHAは産業資材・医療。
王将フードサービスは外食。
ニチコンは電子部品・蓄電。
と、業種は大きく異なります。

村田機械|非上場でも連結売上5,000億円規模
特にランキングを見るときに知っておきたいのが村田機械です。
村田製作所とは別会社で、京都市伏見区に本社があります。
物流システム、FA、クリーンFA、工作機械、繊維機械などを展開し、2026年3月期の連結売上高は5,208億円。
非上場なので株式ランキングには登場しませんが、企業規模という意味では京都を代表する大企業です。
イシダ|非上場の世界的計量・包装機器企業
イシダも京都企業を理解するうえで外せません。
2026年3月期の連結売上高は約1,917億円。
計量だけでなく、包装、検査、表示、搬送などへ事業を拡大し、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。
企業文化では「三方良し」と「三現主義」が特徴です。
詳しくは、イシダの企業文化・三方良し・三現主義をご覧ください。
21~30位|専門分野で存在感を持つ京都企業
21位以下には、企業規模ではTOP10に及ばなくても、特定市場で高い専門性を持つ企業が並びます。
TOWA|AI・HBM時代の半導体後工程を支える
TOWAは京都市南区に本社を置く半導体製造装置メーカーです。
特に半導体モールディング装置で高い世界シェアを持っています。
企業文化のキーワードは「クォーター・リード」。
顧客が必要とするタイミングより先に技術を準備するという考え方です。
▶ TOWAとは?企業文化「クォーター・リード」と強みを解説
三洋化成工業|界面制御技術を産業へ展開
三洋化成工業は京都発の機能化学メーカーです。
約3,000種類の機能化学品を扱い、顧客ニーズと自社技術を組み合わせる「ニーシーズ指向」も特徴です。
第一工業製薬|「研究努力」を100年以上受け継ぐ
第一工業製薬は1909年に京都で創業した化学メーカーです。
「品質第一・原価逓減・研究努力」を受け継ぎ、現在は電子・情報材料など成長分野を強化しています。
たけびし|人と技術をつなぐ技術商社
たけびしは2026年に創立100周年を迎えた京都の技術商社です。
FA、半導体、社会インフラ、情報通信などを扱い、商品販売だけでなくシステム・ソフトウェア・保守まで提供します。
▶ たけびしとは?企業文化「進取創造」と技術商社の強みを解説
サンコール|精密加工をEV・AI通信へ展開
サンコールは精密塑性加工をコア技術とする京都市右京区のメーカーです。
自動車部品だけでなく、EV用バスバーや電流センサー、AIデータセンター向け光通信部品へ技術を展開しています。
▶ サンコールとは?企業文化「技翔創変」と精密加工の強みを解説
京進|学習塾から「一生支援企業」へ
京進は1975年に京都で学習塾として創業しました。
現在は日本語教育、保育、学童、介護などへ事業を広げています。
製造業が多い京都企業ランキングの中では、人を育てるサービス企業として異なる存在感があります。
売上ランキングと総合ランキングはなぜ違う?
このランキングと、売上高だけで並べた順位は一致しません。
例えば任天堂は世界的知名度が非常に高い一方、京都には売上規模で任天堂に近い、または比較対象になる巨大企業が複数あります。
さらに村田機械のように、非上場ながら連結売上高5,000億円を超える企業もあります。
目的ごとにランキングを使い分ける
- 会社の規模を知りたい → 売上ランキング
- 給与水準を比較したい → 年収ランキング
- 有名な会社を知りたい → 本記事の総合ランキング
- 上場会社だけ探したい → 京都の上場企業一覧
- 株を調べたい → 京都企業投資ガイド
数字だけで比較したい方は、京都企業の売上ランキング|任天堂・京セラなど世界企業を比較をご覧ください。
京都の上場企業だけを見るなら別記事が便利
本ランキングには、村田機械、イシダ、月桂冠のような非上場企業も含めています。
「株式市場に上場している京都企業だけを調べたい」という場合は、ランキング記事とは分けて見る方が正確です。
京都府に本店を置く上場企業は2026年9月時点で約70社規模あります。
市場、証券コード、業種、本店所在地を一覧で確認したい方は、
をご覧ください。
「本社所在地」に注意|京都企業の定義は一つではない
京都企業ランキングを作るときに難しいのが、本社・本店の扱いです。
会社によっては、複数の本社があります。
グンゼ|大阪本社と綾部本社
グンゼは大阪本社と京都府綾部市の綾部本社を持っています。
登記上の本店は綾部です。
1896年に京都府何鹿郡、現在の綾部市で創業した歴史もあるため、本記事では京都に深い本社性を持つ企業として掲載しています。
マクセル|東京本社と京都本社
マクセルも東京と京都府大山崎町の2本社体制です。
そのため「京都だけに本社を置く会社」ではありませんが、京都本社を正式に置く企業として掲載しています。
第一工業製薬|本店・京都本社・東京本社
第一工業製薬は、
- 本店:京都市下京区
- 本社:京都市南区
- 東京本社:東京都中央区
という形です。
「京都企業」の基準を確認しようランキングや企業一覧によって、「京都に本店がある」「京都に本社がある」「京都発祥」「京都に主要拠点がある」など掲載基準が異なります。
本記事は京都との本社性・歴史的な結びつきも含めた総合ランキングです。
知名度だけで並べると順位はさらに変わる
「一般の人が会社名やブランドを知っているか」で考えると、BtoC企業が圧倒的に有利になります。
| 認知のタイプ | 代表企業 | 特徴 |
|---|---|---|
| 一般消費者に強い | 任天堂、ワコール、王将フードサービス、月桂冠 | 商品・店舗・ブランドを直接目にする機会が多い |
| BtoBでも企業名が有名 | 京セラ、村田製作所、オムロン、島津製作所、ニデック | 企業名自体の全国的認知が比較的高い |
| 産業界で特に有名 | SCREEN、TOWA、堀場製作所、イシダ、村田機械 | 一般消費者より特定産業での存在感が大きい |
したがって「知名度が低い=弱い会社」ではありません。
むしろ京都には、一般消費者には見えにくい一方で、世界の製造業やインフラを支えるBtoB企業が多くあります。
京都企業が強い理由はランキングだけでは説明できない
TOP30を見ると、京都には電子部品、半導体、分析計測、精密加工、化学など、高度な専門技術を持つ会社が多いことが分かります。
しかし、「京都だから全企業が同じ経営をしている」という意味ではありません。
任天堂にはNintendo DNA。
京セラには京セラフィロソフィーとアメーバ経営。
オムロンにはSINIC理論。
SCREENには思考展開。
堀場製作所には「おもしろおかしく」。
TOWAにはクォーター・リード。
NISSHAには「誰もやらないことをやる」。
たけびしには進取創造。
サンコールには技翔創変。
京進には「ひとりひとりを大切に」。
それぞれ異なる企業文化があります。
共通点があるとすれば、短期的な規模だけではなく、独自技術、ブランド、企業文化を長期間かけて蓄積してきた企業が多いことです。

このテーマは、京都企業はなぜ強い?世界で戦う技術企業が京都に集まる理由で詳しく解説しています。
就職・転職でランキングを見るときの注意
京都企業への就職や転職を考えている場合、総合順位だけで会社を選ぶのはおすすめできません。
「京都企業」と「京都勤務」は別
本社が京都でも、工場、営業所、研究開発拠点は全国・海外にあります。
大手企業へ入社した場合、京都府外へ配属される可能性もあります。
会社より先に職種を見る
メーカーなら、
- 研究開発
- 設計
- 生産技術
- 品質保証
- 営業
- 調達
- 経営企画
などで仕事内容が大きく異なります。
「有名な京都企業だから」ではなく、自分がどの事業・職種で働くのかまで確認することが重要です。
平均年収を比較するなら専用ランキングへ
企業ランキングと一緒に検索されやすいのが平均年収です。
ただし、本記事へ最新平均年収を30社分載せると、総合ランキングと年収ランキングの検索意図が重複します。
そこで給与比較は専用記事へ分けています。
▶ 京都企業の年収ランキング|任天堂・京セラ・村田製作所など給与水準を比較
株式投資ではランキング順位を使わない
TOP30に入ったから投資価値が高いという意味ではありません。
例えば同じ京都企業でも、業績を動かす要因は大きく違います。
- 任天堂:ゲーム機・ソフト・IP
- 村田製作所:電子部品・AIサーバー・スマートフォン・モビリティ
- SCREEN・TOWA:半導体設備投資
- ローム:半導体・SiC
- GSユアサ:電池・設備投資
- 京都FG:金利・融資・地域経済
- 京進:生徒数・保育介護・外国人教育
投資では売上、利益率、キャッシュフロー、財務状態、成長市場、株価水準などを個別に確認する必要があります。
▶ 京都企業の株を買うには|任天堂・京セラなど京都企業への投資ガイド
投資に関する注意本ランキングは企業研究・地域理解を目的とするもので、株式の購入・売却を推奨するものではありません。企業順位と将来の株価リターンには直接的な関係はありません。
京都企業を本社エリアで見る
京都の有名企業は京都市内と京都府南部へ多く集まっています。
| エリア | 代表企業 |
|---|---|
| 京都市南区 | 任天堂、ニデック、GSユアサ、堀場製作所、ワコールHD、日本新薬、TOWA、SGホールディングス |
| 京都市伏見区 | 京セラ、村田機械、サムコ、月桂冠 |
| 京都市中京区 | 島津製作所、NISSHA、ニチコン |
| 京都市下京区 | オムロン、京都FG、宝HD、京進 |
| 京都市右京区 | ローム、たけびし、サンコール |
| 長岡京市 | 村田製作所 |
| 大山崎町 | マクセル京都本社 |
| 綾部市 | グンゼ綾部本社 |
本社エリアを詳しく見たい方は、京都企業マップ|任天堂・京セラ・村田製作所など本社エリアを整理も参考になります。
よくある質問
京都で一番有名な企業はどこですか?
客観的な「知名度1位」という公式統計はありませんが、世界的な一般消費者ブランドという点では任天堂が代表的です。本記事でも企業規模、ブランド、産業影響力、京都本社性を総合して1位としています。
京都で売上が大きい企業はどこですか?
ニデック、任天堂、京セラ、村田製作所、SGホールディングスなど、1兆円を超える規模で事業を展開する企業があります。ただし決算期や会計基準が異なるため、正確な順位は最新の売上ランキングで確認してください。
京都にはなぜ有名企業が多いのですか?
電子部品、半導体、精密機器、計測、化学など、長期間の研究開発と技術蓄積を必要とする分野に強い企業が多いことが特徴です。また、京都大学をはじめとする大学・研究機関、伝統産業から続くものづくり文化など複数の背景があります。
京都の有名な非上場企業は?
代表例として村田機械、イシダ、月桂冠などがあります。非上場企業でも世界市場で事業を展開する大企業があります。
村田製作所と村田機械は同じ会社ですか?
いいえ、別会社です。村田製作所は長岡京市の電子部品メーカー、村田機械は京都市伏見区の産業機械メーカーです。
京都企業ランキングと売上ランキングは同じですか?
異なります。本記事は企業規模、知名度、産業影響力、京都本社性を総合した独自ランキングです。売上だけで比較する場合は売上ランキングをご覧ください。
京都には上場企業が何社ありますか?
2026年9月時点で、京都府に本店を置く上場会社は約70社規模です。上場・上場廃止、本店移転、持株会社化などにより数は変動します。
就職するならランキング上位企業がよいですか?
必ずしもそうではありません。企業文化、仕事内容、勤務地、職種、給与、成長分野、自分との相性などを個別に確認することが重要です。
京都企業関連記事
目的別に京都企業を調べる
まとめ|京都企業ランキングは「何を基準に見るか」が重要
京都には、世界で活躍する企業が数多くあります。
任天堂。
京セラ。
村田製作所。
ニデック。
オムロン。
SGホールディングス。
SCREENホールディングス。
島津製作所。
ローム。
GSユアサ。
こうした巨大企業だけではありません。
非上場ながら5,000億円規模の村田機械。
計量・包装技術で世界展開するイシダ。
半導体後工程のTOWA。
機能化学の三洋化成工業・第一工業製薬。
技術商社のたけびし。
精密加工のサンコール。
教育・介護の京進。
1637年創業の月桂冠。
さまざまな企業が京都に集まっています。
そして、ランキングを見るうえで最も重要なのは、
「何を基準に順位を決めているのか」
です。
売上なら売上ランキング。
年収なら年収ランキング。
上場企業を探すなら上場企業一覧。
本記事は、
「京都にはどんな有名企業があるのか」を知るための総合ランキング
です。
企業名だけでなく、その会社が何を強みにし、どのような企業文化を持ち、京都からどのように世界や社会へ価値を提供しているのかまで見ていくと、京都産業の特徴がさらに分かりやすくなります。
この記事の要点
- 本記事は京都企業の独自総合ランキングTOP30
- 企業規模・知名度・産業影響力・京都本社性を総合評価
- 1位は任天堂
- 京セラ・村田製作所・ニデック・オムロンなどが上位
- SGホールディングスなど非製造業の巨大企業もある
- 村田機械・イシダ・月桂冠など有力な非上場企業も含む
- 親会社と子会社は原則として重複カウントしない
- 京都にはBtoB世界企業が多い
- 半導体・電子部品・精密機器・化学など専門技術分野が強い
- 総合ランキングと売上・年収・上場企業ランキングは別物
主な確認先上場市場・証券コードについては、日本取引所グループ「東証上場会社情報サービス」をご確認ください。
京都府に本店を置く上場企業については、J-LiC「京都府の上場企業一覧」も参考になります。
村田機械については、村田機械公式・会社概要をご確認ください。
イシダについては、イシダ公式・会社概要をご確認ください。
グンゼの本社については、グンゼ公式・本社/支社をご確認ください。
マクセルの本社については、マクセル公式・会社概要をご確認ください。
月桂冠については、月桂冠公式・会社概要をご確認ください。
最新情報についてこの記事は2026年9月3日時点で確認できる各社公式サイト、IR情報、有価証券報告書、日本取引所グループなどの公開情報をもとに全面更新しています。
売上高、社名、上場市場、本社所在地、事業内容、経営状況などは変更される場合があります。就職・転職・投資などの判断では必ず各社の最新公式情報をご確認ください。

